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  偏見ご免のたわごと編:  No.189
ジェネリックの薬_メーカーが変わって体調不良 2022.12.26
  11月にかなりの体調不良になってそのあと何となくすっきりしないことが続いている。食べ物の添加物かジェネリック薬のメーカー変更かコロナワクチンの後遺症か寒暖差アレルギーかと思い当たることを考えてみたが、具体的に自分がやることと言えば、今回怪しいと思った食べ物はこれからとらないようにすればよいとして、継続的に摂取するもので気になるのはメーカーが変更になった医者からもらっているジェネリック薬である。

そのジェネリック薬については、メーカーが変更になった錠剤を服用し始めて2日目に体調不良になったので、翌日から錠剤を半割にして半分の0.5錠を服用するようにして様子を見ることにした。4週間0.5錠を続けても何となくすっきりしない。胃部が不快で口中が苦いことが続いて治らない。その4週間の間のある日突然左手の親指と人差し指の付け根周辺が痛くなった。数日して痛さは軽減したが力を入れると少し痛いし物をつかむとき力が入らない。日を追うにつれ徐々に軽減している感じはするが違和感が残っている。

まぶたがチクリと痛いときがあったし、口中苦いし、指を動かすと痛いしで、コロナワクチンの後遺症かも知れないなどと気になるが、コロナワクチンの後遺症ならいまのところどうしようもないとあきらめるしかなさそうである。そこで0.5錠にしたジェネリック高血圧の薬の服用を止めてみることにした。かつて見た情報に、高血圧の薬で逆流性食道炎が誘発されるというのがあったのを思い出し、胃部不快と口中苦いのはその薬のせいかも知れないと思ったからである。

そうして数日したら口中苦いのはほとんどなくなって胃部の不快感もなくなって、身体が何となく不調で不快な感じが消えた。まぶたや指の違和感はそうであるとは言えないが、口中苦く胃部不快の原因は高血圧のジェネリック薬だったと考えてよいようである。20年近く高血圧の薬を服用して来たのだが、思えばそれに合わせてそれまでになかった逆流性食道炎が意識されるようになったような印象がある。加齢で逆流性食道炎が起こりやすいというはなしもあるので年を経るに従い辛いのが意識されるようになって来たのかも知れない。

高血圧の薬がマッチで逆流食道炎の薬がポンプのマッチポンプで長年過ごして来たのではないかと悔やんでもいまとなっては後の祭りである。高血圧の薬はいままでにいくつか仕様が変わって来ていて、いま服用している仕様の高血圧のジェネリック薬になってからはメーカーが変わったのは今回で3回目である。そしていまの仕様の薬が一番体調不良の具合がひどかった。

ジェネリック薬は成分が同じだと言うが、そのジェネリック薬も開発に数年、開発費用は1億円くらいで先発薬の300分の1で済むということで安価で政府も医療費削減のため使用を促進して来ていたが、最近メーカーの製造品質が問題となりその是正がなされるまで出荷が止んでいるので品不足になっているとの報道がある。多分それが理由で医者はメーカーを変えた薬を処方しているのだと思われる。

その薬が私との相性がよくなかったようである。私はジェネリック薬も開発が必要だという情報を見て、有効成分が同じでもメーカーにより錠剤にするに添加している物質が違うということだと理解しているのだが、それならその添加物質で副作用が起こらないか治験が必要ではないかという気がしている。私はかつてはジェネリック薬は特許が切れたら先発薬と全く同じ成分・物質で製造しているから安心だと思っていたのだが、大分前にそうではないと分かってから、なんで同じものを作らないのかと気になっている。

安い添加物質を使うのがメーカーのジェネリック薬の開発目的ならその添加物質との組み合わせで副作用が起こらないか治験が必要ではないかという気がしていて、いま問題となっているメーカーの製造品質問題がそういうところに影響しているのではないかと気になっている。私の設計・開発の経験では、工場サイドが勝手に効率化のため製造工程を変えてしまってそれが製品の性能悪化をもたらし市場クレームの原因となって尻ぬぐいに煩わされたことがあるから気になるのである。


補足: 
二つの薬服用中止_ほとんど必要なかった感じ
2023.01.09
血圧の薬を半分にして4週間、服用止めてから2週間、胃部不快や口中苦いのが軽減されてその原因は血圧の薬だと分かったので、血圧の薬の副作用を逆流食道炎だと診て合わせてプロトポンプ阻害薬を処方されているならば、原因がなくなったのだから服用を止めてもよいだろうと思って、半分で様子を見てから中止しようと錠剤を半割にして服用したらもっとひどい症状になった。

それでネットで関連記事を探してみたら、この薬は腸で吸収されるようにしてあり、割ったり潰したりして胃の中で成分が溶けると胃によくないからそういうことはするなということが書いてあった。腸で吸収させるように作られた錠剤はそのまま服用しなければならないということである。どおりで血圧の薬のように錠剤に半割用にへこみがない。

そこで元に戻して体調も戻ってしばらくしてから、その薬・プロトポンプ阻害薬を中止して様子を見て来たのだが2週間経過しても何の問題もないようなのでそのまま中止継続ということにした。いまは血圧の薬とプロトポンプ阻害薬を中止しているわけだが、それで何事もなく経過している。

因みに、胃酸の分泌を抑える薬・制酸剤について、近藤誠氏によればプロトポンプ阻害薬、H2ブロッカーともにボケを生む可能性があるが、米国の高齢者の比較調査によればプロトポンプ阻害薬は圧倒的に死亡率を高めるという結果が出ているので止めた方が良い。制酸剤が必要ならH2ブロッカー(開発者はノーベル賞)を処方してもらう方が良い。ただし服用期間はなるべく短くすべきということである。


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