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  日誌編:  No.190  
薬に頼らず血圧を下げる_関連本を購入し参考にする 2023.01.02
 
昨年11月に体調不良になってひどさは数日でなくなったのだが、そのあと口中苦く胃部が不快な状態が続いて、それが血圧の薬ではないかと思って半分にして4週間くらい経ってから服用を止めたら、ほとんど気にならないくらいになった。血圧は毎日測定しているのだが、薬を止めても服用していたときとあまり差はないから、薬が効いているのかいないのか分からない。夏は比較的低いが冬になると比較的高くなる。その値も毎年大体同じような傾向にある。私の血圧はこういうものかも知れないからその傾向から外れるような大変動がなければ薬は止めてよいのではないかと思って今回止めてみたわけである。

私の服用している血圧の薬はクレアチニンが高めになって来たこともあり腎臓の負担を抑える効果もあるということで処方されたのだが、あるサイトの薬剤性腎障害を引き起こす薬という記事を見てみると、私の服用している高血圧の薬は血流を減少させて腎臓の過剰な負担を抑える作用があるが効き過ぎてしまうと腎血流が減りすぎて尿の減少やむくみなどが起きる。また、高齢者や動脈硬化が進んで腎臓の動脈が狭くなっている人はその薬で腎障害を起こしやすいと言われているようである。その薬の服用は高齢者で血圧も高い私については慎重に考えないといけないようなので、今回止めてみたのは、体調も良くなってきているところをみると正解だったかも知れない。
(注: 血圧の薬でクレアチニンが高くなるが30%以内ならそれを服用して問題ないらしい)

本 と ピーナツ型ボール

ということで、薬を服用したのと同等あるいはそれ以上の効果のある薬に頼らず血圧を下げる効果が期待できる運動やマッサージ・指圧などの方法がないかと、参考になる本を探してみた。そして検索で上位に出て来た2冊を購入した。『高血圧の9割は「脚」で下がる!(石原結實著・青春出版社)』と「血圧を下げる最強の方法(渡辺尚彦著・アスコム)」という本である。

前者の本に出ている運動はいままで他の本などでも見たことがあるのがほとんどである。それらの運動全部をするということは考えられないほどの数があるから、どれとどれを1日何回づつとかメニューがないと実際どうするか分かりにくい。私としてはその中のフラミンゴ運動とスクワットは自分のメニューでやっているのでもう増やす気はないから、この本はあまり参考にならなかった。

後者の本は、血圧を下げるツボとストレッチの紹介があって、自分で腹式呼吸法で自律神経を整えるのは必要に応じてやっているから、自律訓練法以外の三つのやり方に興味を持った。痛みがあるときなどによく押している合谷というツボを押すと4時間くらい血圧を下げる効果が持続するということである。ふくらはぎパンパン法はふくらはぎをたたいて血流を良くし血圧を下げるというものだが、揉むよりやりやすいからよいということらしい。もう一つはピーナツ型ボールによる身体背面の指圧である。これは腰痛や肩こりを改善し血圧を安定させるということである。

これらは私にとっては新たな情報だった。そして私は合谷指圧はいままで適宜やっているからいままで通りでよいとして、ふくらはぎパンパン法は5分と長いので気が向いたときに、またピーナツ型ボールを持っているので気になったときに背面の指圧をやって見ることにしてみた。要は、下記関連記事「No.149」の自己流健康エクササイズのメニューは変えず、気が向いたときにこれらをやってみることにしたにとどまったということである。

補足: 血圧関連追加エクササイズ_気が向いたらやってみる
気が向いたらやってみる
  ・合谷指圧(3~5分・1日3回)
  ・ふくらはぎパンパン法(ふくらはぎを手でたたく・片足5分・1日3回)
腰痛や肩こりがあって気になってやってみようという気になったとき
   ・ピーナツ型ボールでツボ押し
    (背側腰骨上部・あばら骨下部・肩甲骨下部と上部・各1分・1日3回)



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