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昨年4月中旬風邪を引いたのか喉が痛くなって様子を見ていたのだが、なかなか治らないので5月初旬医者に行った。クラビットという抗生剤を処方され服用したが胸部不快感から数日で服用中止し様子を見るもまだ痛みがある。5月中旬再度医者に行って今度はセフポドキシムプリキセチルという抗生剤を処方され服用一週間、喉の痛みは軽減したが左喉上鼻腔内痛みがしつこく残る。そこで紹介されて5月30日耳鼻科を受診した。
そこでCTを撮られ特に心配するできものはないということで、軽度な鼻茸という診断だった。点鼻薬・プロピオン酸フルチカゾンを処方され一日一回噴霧するよう指示があった。その噴霧を続けていたら痛みや鼻づまりも消えて快調になった。ひと月後の診察ではまだ鼻茸の変化があまりないのか点鼻薬を継続するようにとのことだった。そしてまた7月の診察でも同様点鼻薬を継続とのことだった。
8月上旬になって突然口中がひどく苦くなった。その直後の診察でそれを訴えるが薬というのは効くと同時に若干の副作用が出ることもあると言われて点鼻薬継続となった。8月下旬には喉の下側がひりひりするようになった。そして少々ながら生ゴミみたいな不快臭も感じられるようになった。医師に訴えるが取り上げられないのでその後も生真面目に点鼻薬の使用を継続していたのだが、ときどき発疹があったりして10月上旬には口中の苦味がさらに強まり不快臭も強まり食事が生ゴミと一緒に食べているかと思われるほど不快な味になってしまった。そこで自己判断で点鼻薬を中止することにした。
点鼻薬を中止したら苦味や不快臭が徐々に薄らいでいくようである。11月の診察で今までの経過を報告し点鼻薬を中止したことを告げたら、何も処方せず様子を見ようということになった。そして今年1月の診察で鼻中変化なし、なにか気になる症状でも出たら受診でよいということになって毎月一回の耳鼻科通いも終わりとなった。
今年になってからだったと思うが日経新聞に副鼻腔炎あるいは蓄膿症の記事があって、軽度なときはステロイド系の点鼻薬を噴霧するが副作用が出るので1~2ヶ月の使用にとどめるということが載っていた。私の場合まるまる4ヶ月は継続点鼻していたことになる。副作用が出始めたのは2ヶ月半くらい経ったときからで突然口中にひどい苦味が出たのが始まりである。そしてそれから1ヶ月半副作用かと半信半疑のまま点鼻を続け、その後点鼻を中止して2ヶ月くらいかかって徐々に副作用が消えていき4ヶ月くらいでほとんど気にならなくなったわけである。
また先日NHKの「ためしてガッテン」で血圧の薬とか胃酸過多の薬で亜鉛欠乏が起こると言っていたが、私が常用のシンベノンとパリエットも亜鉛欠乏の副作用があるようなので、口中苦味については点鼻薬との相乗効果もあったかもしれない。耳鼻科にはそれも伝えていたのだが副作用については医師の関心が薄いようで気になるところである。
補足: 抗生剤その他の薬の副作用か
2014.06.26
6月5日犬に噛まれ、7日に腫れと痛みで病院に行き傷の化膿止めに処方された抗生剤を服用して3日目、左咽頭部が痛くなってきた。6日目の朝ペッとツバを吐いたら汚れた血が出た。痛み個所は腫れが潰れたのか痛みが減った。これは薬の副作用かもしれないと病院に電話して服用を中止した。薬服用開始から8日目の夜から胃液が上がってくるような感じで口中が苦くなり水月の上あたりがつっかえる感じがし痛みも出てきた。これは小康状態にある逆流性食道炎がひどくなったかとパリエットを服用再開したのだが3日飲んでも効く気配がない。12日目には発熱もしてきたので、かかりつけ医を受診した。レントゲン検査異常なし、CRPも0.1で肺炎ではない。薬の副作用によるものだろうということだった。
ネットで見たある大学医学部の味覚障害に関する記事によれば、降圧剤レニベース(私の常用する降圧剤はシンベノンだがレニベースのジェネリック)、パリエット、それと抗菌薬(今回服用のセファクロルは例示されていないが)は味覚障害を起こすことがあるそうである。口中が苦くなりなかなか直らないのは、それらの薬の相乗作用で副作用期間が長引いているのかもしれない。
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