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高齢になって来て、体調不良が私の最大の悩み事になっている。ずっとこういう不快あるいは苦しさに耐えていかなければならないのかと思いながら日々を過ごすのが辛い。そのひとにより辛さの程度は異なると思うが、私の場合、現状ではそう感じることが頭を離れることがない。何とか気楽に過ごそうと思うのだが気がまぎれない。いろいろ対処法を考えたり医師にも相談しているが体調不良の軽減策がなかなか見つからない。
そういう日々を過ごしているなかの4月初めころ、あるニュースサイトの「高齢者のニーズと心配事」についてリサーチしたという記事を見た。ニーズについてはニッセイ基礎研究所が2022年に発表したリポート、そして心配事については日本総合研究所がインターネットで2024年に実施した「今後の生活での不安」についての意識調査の結果を紹介している記事である。
高齢者が求めていることの上位5件は、(1)送迎、公共交通の充実、(2)買い物、移動販売、薬の受け取り、(3)家の改修・修繕、模様替え、その費用補助、(4)話し相手、友人関係、通いの場など交流の場の充実、(5)調理 ということである。また不安に思っていることの上位5件は、(1)自分の健康、(2)配偶者の健康、(3)生活費、(4)家の老朽化や修理、建て替え、(5)介護の費用 ということである。
その中でも健康の不安は他の問題を凌ぎ最大の問題、高齢者の究極の問題だということである。記事では上記調査結果を踏まえ、つまるところ、高齢者にとって暮らしやすいとは交通の便が良く、医療機関や介護施設が身近にある環境だ。加えて、家の補修や食事など、各種の支援サービスがあり、かつ地域とつながりを保てることが欠かせない、 と結論付けているが、それぞれのひとが住む場所によってその深刻度に差があると思われる。
わが家の場合は、ニーズとしては、交通手段としての自動車の運転と調理が問題かなと思われる。他のニーズ項目はいまのところ運転出来るか否かに関わっている。不安としては、夫婦ふたりの健康と家と庭の保全維持のウェイトがかなりに大きい。そして健康が最大の不安要因であることはわが家でも言うを待たない。
記事では、困りごとがあればまずは近くの地域包括支援センターを訪ね相談するのがよいと結んでいたが、運転免許は視力低下の対策に眼科に行って解決するしかなさそうだし、私のような体調不良は医者通いしながらどこかで体調が破綻するまでは相談する事態にならなそうである。体調不良をどう凌いで行くかについては医者通いをしながら試行錯誤で改善して行くしかなさそうである。
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