My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.385  
  2017.01.23 逆流性食道炎対策_参考情報パンフレットから  
 
  私は当地へ来てその翌年あたりから毎年人間ドックで胃部の内視鏡検査を受けていたが、2004年食道裂孔ヘルニアと指摘された。胃の一部が胸部に入り込んでいる状態だということだが自覚症状はなく治療する必要もない、ただそういう状態だということであった。

ところがその翌年に胸ヤケなどの症状が出て受診したら逆流性食道炎(胃液の逆流で食道に炎症)という診断だった。そのときは薬を何週間か服用して症状はなくなったが、それ以来軽重はあるが類似の症状が出ては医者に掛かり薬で凌ぐことを繰り返してきた。10年くらいたった年に心臓がおかしくなったかというような胸の痛みが出て受診してからは、ほとんど薬は常用に近い状態になった。

薬は長く服用しているとそんなにひどくはないが味覚に若干副作用が出る。だからある期間服用したらやめるようにしている。そしてこれは薬を飲んだ方がよいかなと症状が気になったら服用を再開するようにして来た。何ヶ月も服用しなくてもよいときがあるのだから、逆流性食道炎が治っては再発することを繰り返してきたということだと思われる。そもそも食道裂孔ヘルニアという状態は持続しているわけだからそういうことになる。そして私は常に逆流性食道炎再発あるいは軽減に努めて暮らしてきたわけである。

そんな中、最近参考になる情報を見つけた。妻が昨年島外から来る耳鼻科を受診したのだが、その診療所は薬は出さず院外の薬局に処方箋を持って行って薬をもらうようになっている。妻が薬をもらっている間その薬局の待合室で棚のパンフレットを眺めていたら逆流性食道炎についてのパンフレットが目についたのでもらって来た。

食生活の注意については従来から気をつけているのであまり目を引き付けられなかったが、おなかの圧迫についての注意があって、おなかの締め付け(きついベルト、帯、コルセット)、前かがみの姿勢、重いものを持ち上げる、庭の草むしりは要注意とある。また寝るときは上体を高くとあった。また体の右側を下にして寝るのがよいともあった。そこで私はピローミーという高さ調節の出来るまくらを買って、もとから使っている低反発まくらと併用して上体を高くし、体の向きも寝返りはしつつもなるべく右側を下にして寝るようにした。いまのところ順調なので効果が出ているのかも知れない。

また薬の服用については、1週間ほど薬を服用すれば自覚症状はなくなるが食道粘膜の炎症が完全によくなるのは8週間ほどかかるということである。そうしないとすぐ再発するらしい。薬は具合の悪いときに飲むがよくなればやめるということで医師に了解を得ているが、やめ時についての根拠を知ることができたのは収穫だった。私は味覚に異常が出たらそこでやめることにして最大8週間を目安に薬を服用することにした。そして昨年12月から飲み始めたときは6週間くらいでやめたのが、いまのところ順調である。


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