屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編
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No.186 逆流性食道炎のこと H17.08.29)

7月終わりころお茶を飲んだり味噌汁を飲むとき、喉がひりつく感じがあった。何でだろうと気になっていたのだが、ある日の夕方突然胸骨の後ろが膨らむ感じがあって咳が出たら痛い。その後なんとなく胸骨の後ろが薄ら痛く、咳をすると痛さは強まる。げっぷの程度がひどいのが出たものかとそのまま我慢していたら、2日くらいで胸にうっすらともやもや感は残るが気にならなくなった。

それから数日たって寝ていた夜中、胸の鳩尾付近がぐーんと落ち込んでいくように痛くなった。体を丸めて我慢していたら痛みが薄らいだが、翌日翌々日も胸の辺りが痛くなる。日中も痛くなる。喉のあたりにはなんとなく不快感がある。治る気配が無いので近くの診療所に行った。

看護婦さんに症状を聞かれ説明して診察を待っていたら、診察室外の壁に最近注目されてきた病気ということで逆流性食道炎のビラが張ってあった。症状を読んでみると、自分の症状がよく当てはまる。診察になって先生に壁に貼ってある逆流性食道炎によく症状が似ていると告げたが、先生の見立てもそのとおりだった。

翌日胃カメラで胃と食道を見てもらったが食道の喉側に少し炎症があるだけということだった。先生によれば胃カメラの所見と症状に対応が取れないことが結構あるということである。逆流性食道炎としては軽度ということである。夕食後飲むようにと2wk分パリエットとかいう薬をもらってきた。10日くらいで不快感も薄らいできた。

家に帰ってからインタネットで逆流性食道炎を調べてみたら、その要因の一つに老齢化というのが出ていた。どんどん老化の証拠を突きつけられるようで面白くない。血圧が高いので7月になってから体重を減らそうと食事を制限していていつも空腹感があったが、食事の量が少ないのに胃液は今までどおり出て、胃液が多すぎてそうなったのかもしれないなどと屁理屈を探したりしながらも、面白くない。

老齢になりつつあるのだろうが、その自覚が薄いから食い物にかけてはまだ意地汚い。どうもそれで今年になってからも胃腸の具合を悪くするようなことをしていたようである。何ヶ月か前、台湾の炭酸水の温泉を紹介していたTV番組で、その温泉水に蜂蜜を混ぜて飲むとうまいとか身体によいとか言って飲む場面があったので、すぐ缶入り炭酸水に蜂蜜を混ぜて飲んでみたら翌朝腹を下した。その後なかなか腹具合が元に戻らないことがあった。どうもそのときが今回の不調の発端である。

その後貰い物の羊羹を薄く切ったのでは食った気がしないと、厚く切ってがぶりとかぶりつくようにいっぱい食べたら胃がもたれた感じがしばらく続いた。その後酒を飲むと蕁麻疹みたいに身体が痒くなりくしゃみと鼻水が出るので控えていた酒を、暑さを我慢できなく缶入りチューハイを買ってきてぐいっと飲んだら胸のあたりが内側から膨らんでくる感じで少々苦しかった。その後羊羹で調子が悪くなるのだからと甘いものを控えていたが、甘いのが無性に食いたくなって今度は菓子パンを買って何個も一気に食った。その後ダイエットを始めたのだが、それから一週間位してお茶を飲んだりすると喉がひりつくような違和感がでてきたのである。

最近は夜9時か10時に寝て朝は6時か7時に起きる、1時間は犬と散歩をするなど健康的生活を送っているつもりだったが、今回の逆流性食道炎である。どうも甘いものや酒そして大食いは思っていた以上に控えないといけないらしい。そういう年になったのだということを自覚しろということのようである。


 
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