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だんだん年をとってくると、ちょっとした痛みや体調不具合などがあったりしても大事にならないかとかそうなって死ぬのではないかと気になってくる。また死ぬときはどうなるのかと考えたり、死んだあと問題ないようにあれやこれやとやっておくべきこととかそれにまつわる懸念事項を考えたりして悩ましい気分になることがある。あるいは対人関係やものごとが思い通りに行かないことについて思いあぐねて気持ちが昂ることがある。批判的で疑い深く臆病でかつ神経質な性格だからそうなると思われるが、そういう気分をいなして落ち着いた気分で過ごしたい、あるいは不安のもとになる体調不良が起こらないようにしたいと、私が心掛けていることについてのはなしである。
「なるようになるさで生きる」を50回唱える。
悩ましいこともなるようにしかならないと自己暗示をかけると、平常心をもって日常を過ごせるようになるということが本かTV番組かで言われていたので、風呂に入るときヒートショックを避けるため最初足湯をしながらタイマー代わりにやっている。
「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」を36回唱える。
真言宗の一番短いお経で、「太陽のごとくすべてを照らす慈悲と、人を幸せにする仏さまの砕けることなき智慧の持ち主である弘法大師空海に帰依する」という意味。
TV番組で冬の滝行のときに印を結びながら、このお経を唱えていたのを見て苦しさを感じない気持ちにするかと思い唱えることにしている。本か何かに36回唱えるとあった。
私としては、全てを見通しながらも優しい仏のように私は生きますと宣言・自己暗示をかけることで、なにごとも見通しながらも気にせずすがしい気持ちで日常を過ごせるようになるかと、不信感や不安感が収まらないときに唱えている。湯船につかっているときとか寝床に入ったときとかに唱えることが多い。湯では連続的に速いペースで唱える。これは「なるようになるさで生きる」と同じ狙いであるが、寝るときは腹式呼吸でゆっくり唱える。これは次の「六つ数える」と同じ効果もある。
「六つ数える」
TV番組で何かするときに緊張・ストレスで交感神経と副交感神経のバランスが崩れるとうまくやれることも出来なかったりするが、数えることに集中することで自律神経のバランスをとることができるというのを見たことがある。そのときは六つ数えろとアドバイスしたら出来なかったことが出来るようになった。私もそれに倣って緊張・ストレス緩和のために落ち着かなければと思うときに腹式呼吸しながらゆっくり六つ数えたりしている。
数の代わりに「南無大師遍照金剛」を6回唱えることもある。
その他、毎日起床後と就寝前の「血圧測定」、起床後の「検温」、週に5日毎日一回血管内膜から一酸化窒素が発生させて血圧を下げるという「ハンドグリップ運動」、雨風が強い日と用事があったり体調が悪い日を除き毎日足腰が弱らいようにまた心臓ひいては血圧にもよいと言われている「散歩」、そして毎朝朝食後大体排便したあとの着替え時に裸で「体重測定」、そのあと「スクワットや腰痛体操やもも上げ運動」と、体調全般の把握・維持のためにやっている。
それでも今年の1月には上室性期外収縮そして12月にも同様の症状で夜間時間外診療をうける羽目になってしまった。精神安定・無事息災を願って日ごろ心掛けてやっていることもあまり役に立たないのかと残念な気もするが、見方を変えればこれで済んでいるという気もしないでもない。やはり新たな知識も得ながらやることを取捨選択しつつ当面は続けて行こうかと思っている。
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