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  日誌編: No.434  
  2017.11.13  グリップ運動_血圧が下がるというので  
 
 
私は血圧が高いということで、十数年前から薬を処方され服用して来た。それなりに血圧は抑えられてきたのかも知れないが、服用中は薬のせいかいつも何となくぼーっとした感じがしていて、体調というか動きというかむかしのようなしっかり感がなくなんとなくもどかしい感じが拭えないでいた。そこで私は血圧を下げると必要血流量が減るあるいはそれと関係ない何らかの薬の副作用かも知れないと、少し血圧が上がっても構わないという気になって一昨年初めころから薬を減らし始め何ヶ月かかけて半分そして半分と減らし薬の服用を止めたことがある。体調にすっきり感が戻った感じだった。

グリップ運動機器 握力計

そういう時期に妻がタオルを丸めたものを最大握力の30%くらいで握る運動をすると血圧が下がるという記事が載っている雑誌か何かがあると教えてくれた。早速その本を買ってタオルを丸め例えば右手握力30%で2分、1分休み、左手握力30%で2分、1分休みで左右の手各二回のグリップ運動をやり始めた。一日1セット、一週間に5日ということなので3日やって1日休み2日やって1日休みと繰り返していたのだが、タオルを握る30%握力がうまく出来ているのかいつも自信が持てなかった。

そうしているうちにある通販雑誌にグリップ運動用の機器が売られるようになったのでそれを即購入した。最初最大握力で握るとそれを記憶してくれる。そしてプログラムされたタイマー付きでそれに従えば1セット完了する。また30%握力時には適正な握力ならそれと分かる色のランプが点灯する。以来それを使用して来た。血圧が下がるかどうかについてははっきりしなかったが、薬を服用しない気休めにもなるので続けていた。ところがある時不整脈・上室性期外収縮で夜中に診療所に駆け込む羽目になった。そして薬服用は再開せざるを得なかった。

ところがまた最近味覚や感覚に違和感を覚えるので、薬の服用量を減らすことを試みている。その間もグリップ運動機器を使用し続けているのだが、先月タイマー付きのグリップ運動機器が調子が悪くなった。電池交換しても治らない。最大値を記憶保持しなかったりタイマーが1サイクルで止まってしまったりして使うのが億劫になってしまった。

そこで考えたのが、握力計を使ったらどうかということである。一回最大握力を計って憶えればあとはその30%くらいの力で時計の針を見ながら2分握るという具合に使えるのではないかと思ったのである。早速握力計を購入した。むかしからなじみのある機械式が欲しかったが高いので電子式にした。この方法で効果があるかどうかは分からない。しかし気休めにはなっている。そもそもグリップ運動で血圧が下がるという再現可能なエビデンスがどうやって得られたのか知らないので、比較条件を知らず測定環境や条件も一定でないと思われる私には効果のほどは分からない。


(関連記事)
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.274  血圧が気になる季節  (2015.03.23)
  No.380  心掛けていること_精神安定・無事息災  (2016.12.26)

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