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ここのところ屋久島・鹿児島間フェリーの欠航が多い印象がある。天候の影響であるのは間違いないのだが、移住したころを思い出すとそんなに気になるほどでなかった気がする。何年前くらいからか言えないが、何となく欠航が多くなった印象で食料の心配あるいは追加で買い物に行っても欲しいものが欠品しているなど困ると感じることが多くなった気がしている。移住30年近くなって年を取ってきたので動くのが億劫になって来たのかも知れないが、毎回欠航と聞くと1週間余は持たせるように食品類を週に一度は補充してはいるわが家にどう影響するかチェックし対応策を考えないといけないのに負担を感じるようになって来ている。
なぜ欠航するのか。その原因は天候の荒れである。そうならば天候の荒れで何がそれに対応できないのか。船の構造の問題か。フェリー船は凌波性あるいは復元性が低いということか。それで沖海の航行に不安があるのか。あるいは耐風性が低いということか。入港や着岸などうまく出来ないくらい流されてしまうのか。あるいは港湾の問題か。外波が大きいと入港できないような港口形状なのか。あるいは外波を低減できず接岸障害を起こすような内波が発生する港口や港内形状なのか。それが当たっているかどうかは知らないが、私が思うに移住当時より欠航が増えている印象がある。それも高速船の桟橋が出来て以降発生している印象である。欠航実態とその原因分析の資料がないかとネットでちょい見で探してみたがそういう情報は見当たらなかった。
鹿児島・屋久島を運航しているフェリーは2隻ある。1隻は日に鹿児島・屋久島間、もう1隻は鹿児島・種子島・屋久島間を日をまたぐが原則日に一往復運航されている。わが家は週1回食品などを通販で購入している。それで到着直後は10日くらいは凌げるストックになる。欠航が週に1回あると配達日が1日ずれる。2回あると2日ずれる。3回あると3日ずれる。それに応じて食べ方を調整しなければならない。スーパーに行って足りないものを補充したりするが、欠航の予想を間違うと配達されて冷蔵庫に入らないことも出て来る。
荷物は当日往復の鹿児島朝出港のフェリーで来るのが基本である。1日欠航ならその翌日便積み込み予定の荷物は翌々日配達になる。欠航が続けば順送りで配達が遅れる。いままでで天候原因で最高4日遅れた記憶がある。朝出港のフェリーに荷物を積んだあと欠航決定なら次の運航再開までその荷物は来ないかも知れない。その場合は待つしかない。夜から海の荒れが収まるなら夜出港の日をまたいで運航するフェリーに荷物を積んでもらえば配達は翌日に出来る可能性がある。
定期通販業者はそういう工夫をして、最近わが家に来る荷物を運ぶ当日でない日の欠航時は夜出港のフェリーにして1日は早く配達されることもあるようになった。私としては欠航連続の場合、順送りでなく運航再開時までに運ぶはずの荷物は再開時に一括同時に送ってくれるとずいぶんと助かると思っている。フェリーだと車を何日分も持っていないといけなくなるから限界があることは分かっているが、努力代はないのかと気になっている。荷物は積み替えや積み増しが容易なコンテナ運搬方式は出来ないのかと思ったりしている。
補足: 欠航による変更配達日の連絡_配達時間そのときに翌日だと
2024.03.24
何日か前にフェリー欠航があって生協の他のコースは配達日がずれたがわが家のコースは予定通りで変更がないことになっていたので、いろいろ考えて遅延対策をしてのことだろうと評価していたら、配達予定当日の昨日いつも荷物が配達される時間になって配達は明日(つまり本日)になったと連絡が入った。昨日は近所の人もトラックが着くのを道に出て待っていたそのときまで連絡がなかった。人為的ミスだと思われるが、もう少し責任あるいは信頼性のある運営をしてもらいたいものである。
(追: 本日朝に鹿児島出港のフェリー欠航_しかし荷物は配達される
本日朝に鹿児島を出港するフェリーが欠航との町内放送があったので今日の配達はなくなったと思い午前中にスーパーで食料品を購入して来た。その後、昼過ぎに宅配業者のトラックが来て生協の荷物が配達された。昨夕に鹿児島を出港するフェリーを利用したようである。昨日連絡してくれた時に船便は昨夕出港のフェリーに変更している旨伝えてくれればスーパーに買い物に行かなくても済んだものを、朝に鹿児島を出港するフェリーの欠航の放送があると荷物配達日変更の連絡がいつも午後以降になるので今回もそうかと思ってスーパーで余分な買い物をしてしまった。)
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