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  偏見ご免のたわごと編:  No.108
症状改善のための運動_血圧や腎臓機能関連 2021.11.15
  それまで朝の自己流健康エクササイズとハンドグリップ運動と午後のフィットネスバイクで体調を維持あるいは改善しようと運動して来たのだが、今年半ばに受けた血液検査でクレアチニンの値が高くなっていたりして自分ではあまり効果が出ているように思えなくなった。

それでそのとき、なるべく効果が出る運動にしたいとその仕方を見直す気になった。今年前半までやっていた運動の仕方を少し変えてみようかと思ったわけである。そしてそれまでに購入した本その他を参考にして朝の体操とその他の運動を組み直すことした。本に筋肉は運動でダメージを受けるが修復に24時間を要するので同じ部位の筋トレは一日おきが基本とあったので、朝の体操では筋トレにあたりそうなものは止めることにした。またハンドグリップ運動は見直さない。

そしてその他にやる運動ついては、CKDの運動療法にならった運動のやり方ですることにした。そのなかのウォーキングはフィットネスバイクでもよいということなので一応すべて屋内での運動で出来る。またそこに含まれる筋トレ・スクワットは糖尿病の本にあるやり方とやり方が似ているので糖尿病改善にも効果があるようである。いくつかの本に出ている運動プログラムのいずれでも筋トレは必須で、その筋トレ運動が身体の老化を抑制あるいは改善するすなわち血管、腎機能、心機能の維持・改善に効用があるということのようである。

そして今年後半以降、見直したやり方で運動をしているのだが、9月半ばに検査した結果から好転しているかと期待して先日11月初めに受けた血液検査では、気になる数値は今までの変動範囲に入っていた。しかし新たにいままでより悪化した項目が出てきたことを指摘されてしまった。悪化項目は肝機能や血液関連なのだが数ヶ月でいままでより急に変化しているので、10日くらい前に受けたインフルエンザ予防注射の影響があるかも知れないと思わぬでもないが、食事に注意しながら運動をこまめにやっているのに、運動の効果が見られなかったわけである。少々がっかりしたのだが、効果を見るにはもう少し時間をかないといけないかと自分を納得させて、食事量を見直しながらいまのままのやり方で運動を継続することにした。


補足: 
本文に関係する本などの参考情報概要
「血圧改善のハンドグリップ運動」
(情報源:ハンドグリップ運動機器の通販雑誌記事、他にネット記事)
運動の効用解説:
・血管内で発生する一酸化窒素(NO)という物質は血管を柔らかくする。
・ハンドグリップ法はその作用を利用した血圧改善の補完療法(例:デジタル握力計を用い最大握力の30%の力で2分握り1分休み左右2回ずつ)。
・握っているとき前腕の筋肉が縮み血管が圧迫されるので血流が低下する。手を緩めると血流がもとに戻る。このとき血管の内皮細胞から一酸化窒素(NO)が放出され全身の血管をリラックスさせ血圧が低下する。

「腎臓病は運動で改善する!(上月正博著・Gakken)」
「腎臓病は運動でよくなる!(上月正博著・、アキノ出版)」
運動の効用解説:
・運動不足がもたらす健康被害(筋肉量の減少や筋力の低下)。
慢性腎臓病(CKD)は早期老化の一種と言われ、運動不足を発端とした虚弱化はCKD患者の死亡率を高める。
・運動量を高く保つことで腎機能や心機能が改善するという実証研究結果(何がどうなってどうなるからこう改善するという理由・理屈の紹介は無し)に基づく運動療法。
・CKDの運動療法(ストレッチ・ウォーキング・筋トレ)でCKDや腎臓も関係することのある症状(ヘモクロビンA1c・クレアチニン・タンパク尿・むくみ・血圧)は改善する。

「血糖値がみるみる下がる!7秒スクワット(宇佐美啓治著・文響社)」
運動の効用解説:
・血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度。
・筋肉の細胞はインスリンが無くてもブドウ糖を取り込める。ただしそれは筋肉内に蓄えられたエネルギー源(筋グリコーゲン)が不足しているとき。
・そこで筋グリコーゲンを多く消費する大きな筋肉(例:太もも、お尻、ふくらはぎの筋肉)を伸ばす運動をすると運動後1時間に限られるが筋肉の細胞がインスリンが無くてもブドウ糖を取り込むようになる。
・筋肉に取り込まれるブドウ糖が増えると血中のブドウ糖濃度は減る。
・つまりスクワットで筋肉を鍛え筋肉不足を改善しブドウ糖を効率よく取り込めるようにすれば血糖値は下がる。



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