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  偏見ご免のたわごと編:  No.083
赤木ファイル開示_政権批判側の責任にも跳ね返ったか 2021.07.05
  このところ赤木ファイル(自殺した近畿財務局元職員の赤木氏が森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書の改竄経緯をまとめて職場に残していた文書)についてのテレビ報道などが少なくなったあるいはトーンが弱まった印象がある。そう思っていたら6月28日ある産経新聞の記事「財務省文書改竄 忖度説の崩壊」の紹介と思われるメールマガジンが配信された。私は購読しているそのメールマガジン発信者は信頼できると思っているので、その記事も信頼に足ると思っている。記事には転送歓迎とあったが、以下、部分引用しながらの自分なりの感想である。

文書には、赤木氏が「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」と明確に記しているということである。記事ではこれをまず押さえておきたいと書いている。国会やマスコミはこの点に関して、延々と売却に際して森友学園側への配慮や当時の安倍晋三政権への忖度があったと追及して来たが、赤木氏自身がそれを否定しているようである。ということは、野党やマスコミの追求理由は、ただ自分たちが怪しいと思っているからだということだったことになる。わが国の国会でさえそうなら、どこかの国がこうなら都合がよいと自分たちが思っていることを真実だと言い募って相手を非難し続ける様相を笑ってはいられない。

その記事によると、元上司が言っている改竄にまで追い詰められた理由はと言えば、少しでも野党から突っ込まれるようなことを消したい、少しでも追求対応の作業量を減らしたいということだったということである。野党の国会での追及や資料請求、ヒアリング要請の洪水を避けるための改竄だったようなのである。野党の狙いがただただ首相の首を取りたいで、自分たちが怪しいと思うのだから怪しくないならそれを証明しろと言い募って、ない証拠を出せと駄々をこねていたということなら、野党はそういう手法を反省しなくてはならない。

現場として(森友学園を)厚遇した事実はないということなら、そして野党などから悪魔の証明を迫られたということなら、どこがその疑惑を言い出したのか気になるところである。野党の誰かがあるいは政権批判派の誰かがマスコミに嘘情報を流しそれをマスコミが大書して、それにただただ首相の首を取りたい野党が釣られて騒ぎを煽ったということなら、どこかに仕掛け人がいるはずである。ところが報道関係はそういう追及はせず知らぬ顔を決め込みそうな気配がするのである。自分たちも加担したという引け目があって、例えば私が最近感じるテレビ報道などが少なくなったりしている印象となっているのではないかと気になるわけである。

赤木さんの奥さんも政権批判側の誰かの後押しであるいは誰かに踊らされて赤木ファイルの開示を求めて来たのだとしたら、現場として(森友学園を)厚遇した事実はないのに、それがあったと言い募って首相の関与を追求し続けた政権批判派が自分の夫を自殺に追い込んだ一翼を担っていたことを知って愕然としたのではないか。もし奥さんが首相夫人の言葉があったということで首相の関与を疑っていたのだとしても、赤木氏本人は現場として厚遇した事実はないと言っている。赤木氏が真実を言っているなら奥さんの疑惑は否定されるわけだから、自殺の真相究明が皮肉な結果をもたらしたことになる。


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