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  偏見ご免のたわごと編:  No.065
同性婚認めないのは違憲とか_3月17日札幌地方裁判所の判断 2021.03.22
  日本の憲法24条では、婚姻は「両性」の間で成立すると規定されている。原告の同性カップル3組はこの規定は同性婚を否定していないと主張して、同性同士の婚姻届を受理しないのは憲法24条のほか、幸福追求権を定める13条、法の下の平等を定める14条に違反しているとして、国に対して1人当たり100万円の損害賠償を請求していた。札幌地裁は、このうち法の下の平等を定めた14条に違反すると判断を下し、13条と24条については違憲には当たらないとして原告の請求を棄却したということである。

私が婚姻とはどういうことかと問われれば、広辞苑に出ているという「婚姻(結婚すること)」の定義と同じように思っている。つまり、「婚姻」とは「夫婦間の継続的な性的結合を基礎とした社会的経済的結合で、その間に生まれた子が嫡出子として認められる関係」ということである。 日本の憲法や法律はそういう定義に基づいて作られている。私はそう思って今に至っている。

婚姻というのは社会的に承認された夫と妻の結合ということなのだが、日本でも社会的結合として男女の性的要素を含まない同性間でいわゆる同性婚を認めよという動きが大きくなって来ているようである。そして日本ではいわゆる同性婚における《夫》役や《妻》役の資格や役割についてどう考えるかがはっきりしていない感じがする。

私がいま思っている感じでは、他国の状況を見ればいわゆる同性婚はあくまで地位や財産の継承の道筋をつけるために行われているようである。私はそうであれば、いわゆる同性婚をしたとした場合、何と何をどうして欲しいのかはっきりさせ、両性の間の婚姻とは別の手続きと権利・義務を定めればよいのだという気がする。両性の間でなされる婚姻と同性の間でなされるいわゆる同性婚は違うものだから、区別しても法の下で不平等ということにはならないだろうと思われる。

私は専門的知識がないので憲法14条に違反すると判断されたらどうすればよいのか分からないのだが、いわゆる同性婚の呼び名を含め両性の間の婚姻とは別の手続きと権利・義務を定めた法律を作ることにするのがよいという気がする。私としては、男女の間でするのではないのに婚姻とか結婚とかいう名で呼ぶのには抵抗がある。婚姻とか結婚は男女の間のものであるという定義は守り続けて欲しいと思っている。


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