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  日誌編: No.262  
  2015.01.26  ズズメバチ・2014_わが家のトラップ捕獲実績  
 
 
2004年にスズメバチに初めて刺され、その後2008年にもう一回刺された。スズメバチトラップはその翌年2009年にその存在を知って遊び心で仕掛けたのが始まりである。どういう傾向でどれくらい獲れるのかも分からなかったので適当に数を数えていたので、その年は計867頭捕獲したのだが種類ごと・月ごとに集計していなかった。翌年の2010年には種類ごと・月ごとに集計することにした。そしてその後なんとなく毎年捕獲を続けて来ている。


昨年はわが家に一個吊り下げたトラップで捕獲したスズメバチは計325頭である。多くとれた種類はコガタスズメバチである。オオスズメバチとヒメスズメバチがそれぞれその4分の1くらいである。キイロスズメバチは片手で済むくらいしか掛かっていない。捕獲を始めてから3年目で出回る数は安定傾向になったようである。捕獲でわが家を行動範囲にする女王バチ(捕獲で減った次世代のハチとわが家を行動範囲にする場所に新たに入り込んできたハチの合計)がある値あたりに収斂する傾向があるということかも知れない。

最近見たネット記事によれば、2013年ハチに刺され死亡したひとは24人で、死亡者数は過去10年間の統計では減少傾向にあるということである。また死亡者の男女比率は4対1くらいで男性が多く、年齢では60歳以上で50%以上と高齢者が多いそうである。ハチ刺され死亡事故はほとんどが山村やその周辺なので医療機関が近くにないと手遅れとなるケースも多いからと思われており、死亡原因となったスズメバチの種類はキイロスズメバチかオオスズメバチがほとんどということである。

死亡原因はアナフィラキシーショックによる血圧の低下と上気道の浮腫による呼吸困難がほとんどだが、その症状には顔を含む頭部や頸部を刺された場合になることが多く、刺されて数分~10数分で症状が現れ症状がでるまでの時間が短い程重症になる可能性が高いそうである。私の場合初めて刺されたとき動悸が強くなってあわてて自分で車を運転して医者に行った。次に刺されたときには2回目にショックが出るというはなしを知っていたのに同じような行動をしてしまった。幸いショックはなかったが、自分で車を運転しないほうが良かったのではないかと反省はしている。医者に着いてからショックが出るならもう出ていると言われたから私はショック体質ではないようである。

(関連記事)
屋久島生活の断片・日誌編:
  No.149  ハチのこと(2)  [2004(H16).07.12]
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