屋久島生活の断片・日誌編
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No.205  ヤスデのこと(4) H18.11.06)

今年は6月ころから夏過ぎまでヤスデが出てきて我が家では家の周囲に薬を撒いて毎朝死骸を集めるのが日課みたいな日をすごした。そのときは役場に通報し、ある日の夜から翌朝までに出たヤスデの死骸でいっぱいになった塵取りの写真を渡しながら対策をお願いしたりした。当時は予算が付いていないということで、役場では積極的な駆除活動はしていないようだったが、我が家での例から見ると通報があるところに対しては周辺に粉薬を撒き各家に薬を一袋ずつ配っていたようである。

 (ヤスデ駆除の液剤撒布)
 以前は粉薬のときは家の基礎周りと
 敷地周辺の石垣の下に撒いてくれたのだが、
 今回は家の基礎周りはもとより庭の芝、
 植木の下から石垣の上から下まで、
 道路の両側とかなり徹底して撒布してくれた

ところが10月になって、初めてヤスデが大量発生したときのような体制がまた編成されたようである。我が家では昨年11月に大量発生し始めたから、今年もまたこれからヤスデの大量発生に悩まされるかと気になっていたのでほっとした。対策メンバーのなかに初めてのときの人の顔も見えたので、前回の知見も受け継がれて効果的な処置がなされるだろうと期待しているところである。

メンバーが我が家周辺を調査しに来て体制が出来たことを知ったのだが、それ以前から近隣で道端の草が払われ粉薬が撒かれたり、倒れたりしていたヤスデ発生・草木・土などの移動禁止の看板が直されたりしているのを見ていたのでその気配は感じていた。また新しい看板が立ったところもあるので以前より発生範囲は広がっているようである。

前回は草払いをして粉薬を撒いてくれたのだが、今回は場所によりやり方を変えているようである。調査に来て一週間か10日くらい経った日に我が家の近所一帯の家に薬を撒きに来てくれたのだが、今回は粉薬でなく液剤である。粉薬のときは家の基礎周りと敷地周辺の石垣の下に撒いてくれたのだが、今回は家の基礎周りはもとより庭の芝、植木の下から石垣の上から下まで、道路の両側とかなり徹底して撒布してくれた。

薬はヤスデが隠れている状態で死んでしまうので死骸が目立つことはないそうである。これからは大量のヤスデ発生やその死骸の始末に煩わされないで済みそうである。

No.116  ヤスデのこと(1) (H15.03.24)
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No.181  ヤスデのこと(3) (H17.12.05)
No.193  ヤスデの気配のこと (H18.06.05)
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