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ある朝のヤスデの死骸 |
ある日のヤスデの死骸
(みりんのボトル) |
その朝、道を挟んだ向かいの家の人にヤスデは出るかと聞いたら、そんなにでないと言う。家の中に1〜2匹くらいでは出ているうちに入らないようである。家の中に何匹か出たときは、外には結構いると想像できないようである。何を騒いでいるかと言いたげな応対だった。
ところが向かいの家人がその翌日夜遅く帰ってきたら、家の外側の基礎や壁にヤスデがいっぱい這い回っている。家の周りに薬を撒いたらヤスデの死骸が我が家同様いっぱいとれて、やっと私の言っていることを理解したようである。それで向かいも騒ぎ始めた。
その後は両方の家でしばらくの間、毎朝いっぱいのヤスデの死骸を集めるのが日課となった。私は大量に出始めてから2週間くらいたっても、取っても取っても出るので役場に電話した。そうしたら職員が見に来てくれ周辺の家も含め薬を撒布してくれた。以前には防除作業者を雇って巡回していたが、今は人件費予算がないということで、連絡があったら調べひどいところを監視対象にしているようである。我が家も監視対象に入れてもらったが、しょっちゅう回れないから様子を見ては撒いてと薬を渡してくれた。
我が家で騒ぎ始めてから今日で3週間くらいになる。役場で薬を撒いてくれた翌日くらいに雨が降ったが役場の薬がきいたせいか、そのころから徐々に屋外では出る量が減ってきている。日ごとに3分の1くらいの割合で減ってきたが、50〜60匹くらいからは減らない。また家の中に元気なのが毎日数匹くらい出る。薬は家の周りにしっかり撒いてあるので外からやって来ないとすれば、今出ているのは大量に押し寄せてきた時期に家の床下や壁の間に入り込んだものが残っていて出ているのかもしれない。孫が来るまでに出なくなって欲しいものである。
No.116 ヤスデのこと(1) (H15.03.24)
No.127 ヤスデのこと(2) (H15.08.25)