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  偏見ご免のたわごと編:  No.402
屋久島徳洲会病院_私はここで何回も手術  2025.11.10
  手術をすると言うと必ずのようにどこでと聞かれる。私は屋久島に移住してからいくつかの手術を受けたが、すべて屋久島徳洲会病院で受けている。私としては島内で完結する体制が理想だと思っているし、島内で可能ならそれで済ませたいと思っているからである。また島内で唯一の総合病院として屋久島徳洲会病院が頼りがいのある病院であると離島の住民として盛り上げて行くべきだという思いがあるからである。総合病院のない時代といまとの違いは格段のものがある。私はだから屋久島で手術を受けることに批判的なはなしをされると離島の状況がむかしのままでよいのだと言っているようで違和感を感じてしまうのである。

私はいままでに前立腺肥大の摘出、鼠径ヘルニアの手術、そして食道ESDなどの手術はすべて屋久島徳洲会病院で受けている。当地で対処できないならば致し方ないが当地で対処できるなら島内完結で済むのは住民としては助かるわけである。そのためには屋久島徳洲会病院が島内医療体制の向上を図っていく努力を住民自体があるいは町としても盛り上げて行くべきだと思っているわけである。ことしいままでに数回入院したがかつて入院したときと比べればかなり改善されて来ていると感じられる。

なにしろ住民数すなわち患者数に見合う医療体制例えば多岐にわたる診療科や常勤医師数などの規模で経営して行くに苦労があることは想像に難くない。工夫をしながら多岐にわたる診療科の医療を提供する努力は住民に多くの恩恵をもたらしている。住民としては現状を批判的に見るのではなく屋久島徳洲会病院をもっと盛り上げていこうという気持ちで見ていくことが必要ではないかという気がしている。

私の感じでもまだ気になる点はいくつかある。狭い地域では、医師や看護師あるいは職員の対処・対応への疑問が出るとそれが噂として固定化しやすいので病院側としても留意しておく必要はある気がしている。


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