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  日誌編:  No.348  
スズメバチ捕獲実績_2024 2024.12.16
 
かつてスズメバチに刺されて、家にやって来るスズメバチの数を減らせば被害の機会も減るはずとペットボトルで作ったスズメバチトラップを仕掛け始めて以来、毎年仕掛けている。春先に仕掛け初冬に撤去する。春ころには女王バチを捕獲すれば家にやって来るスズメバチの巣が減って出回る数も減るだろうし、秋から初冬にかけては残った巣で生まれた働きバチや新たに巣立った女王バチも捕獲したら越冬して翌年出回るスズメバチも少なくなるだろうと思ってのことである。

でも撲滅というわけには行かない。家がスズメバチの行動範囲に入っているスズメバチ全数捕獲しても、わが家が行動範囲に入っていない巣から飛び立った女王バチがわが家を行動範囲に含む場所で越冬し巣作りすれば、その巣のスズメバチはわが家に出回るわけである。だから毎年スズメバチトラップを仕掛け、なるべく巣が増えないようになってくれるとよいなと思ってやっているわけである。


今年は暑い日が11月でも続いていたのでスズメバチを見かけなくなる時期も比較的遅くなるのではないかとスズメバチトラップを撤去するのを12月にすることにしていたところ8日から9日にかけての夜中外気温8℃になったのでもうよかろうと9日撤去することにした。今年のわが家に仕掛けたトラップで捕獲したスズメバチの数は昨年に比べ2倍以上だった。そして春にはコガタスズメバチが比較的多く秋にはオオスズメバチが多い傾向にあった。今年はオオスズメバチが出始めるのが早かったせいだとしたらもう少し早めにトラップを仕掛け始めればよかったのかも知れない。

 (今年の秋はほとんどオスズメバチ)

参考: スズメバチ_年間活動の推移
屋久島で活動が活発なのは5月から10月で、11月以降は活動がほとんどなくなり働きバチは11月下旬ころにはほとんど死滅する、ただし暖冬の場合は12月ころまで生き残るのもいるということである。またスズメバチの年間活動の推移は以下のようである。
・女王蜂が単独で巣を作り、卵を産む(わが家では3月から見かける年もある)
・働き蜂が羽化し、女王蜂と共同で巣を作る
・働き蜂の数が徐々に増え、危険度が高まる
・新女王蜂が生まれ、オス蜂と交尾を行う
・働き蜂の攻撃性がピークになる
・女王蜂は冬眠する
・女王蜂以外のスズメバチは死ぬ


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