My logbook : 屋久島暮らし残照録 
  Home > 目次 > 記事
  日誌編:  No.346  
シロハラ_ガラス戸に激突死亡 2024.12.09
 
11月下旬のある日、昼食中に大きな衝撃音が聞こえた。何か落ちたのかと音の聞こえた居間に行って何事かと見渡してみたのだが何も見当たらなかった。夕刻になって外から雨戸を閉めようとして居間の方へ行ったら芝生の上に鳥が死んで転がっていた。それで昼ころの音はその鳥が居間のガラス戸に衝突したのだと分かった。

  全長20cm以上あるシロハラのオスのようである。

その鳥は何という鳥かネットで調べてみたところでは、多分シロハラである。シロハラは屋久島の冬の訪れを告げる鳥と言われているくらいだから、つい先日まで暑かったからと言ってもいまの時期はもう冬の季節だというわけである。

シロハラはスズメ目ヒタキ科ツグミ亜科の鳥でウスリー・アムール(中国東北部とロシアの東南部国境地域)で繁殖し、中国南部、東南アジア、スマトラ島で越冬し日本には冬鳥として渡来し北海道から屋久島まで積雪の少ない地方で越冬するのだそうである。全長は23~25cm程度の鳥でオスの頭部は暗色で灰色が強く、メスの頭部は淡く灰褐色のような色で頬や喉には白線があるということである。

わが家にはいままでにも居間のガラス戸に2回アオバトが衝突したことがある。1回は即死、1回は気絶したが息を吹き返し飛んで行ったことがある。ガラス戸に映る景色を見てその先にも空間が広がっていると錯覚してガラスに衝突してしまうようである。大分前のことだが冬でもう暗くなっていたころの夕食時、家の外壁に何か衝突した音が聞こえたことがある。翌朝外に行ったらシギらしき鳥が死んで転がっていたことがある。今回のシロハラはわが家に衝突して来た鳥としては4羽目である。


(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.323  鳥の死骸_ヤマシギ  (2016.01.11)
屋久島暮らし残照録・日誌編:
  No.127  アオバトがガラス戸に衝突_ほぼ即死  (2022.02.21)
  No.210  またアオバトがガラス戸に衝突_今度は生還  (2023.03.13)

 
.   
 
  back