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  偏見ご免のたわごと編:  No.337
関東地方で緊縛強盗多発_むかしのわが家の警報装置  2024.10.23
  10月中旬のころだがテレビを見ていたら、関東地方で緊縛強盗危険が多発していて死者も出ているというようなニュースが流れていた。閑静な住宅地とか一軒家みたいなところで事件が発生しているような印象だったが、防犯のためには何かあった場合は何気ないただの一動作で近隣に危険を知らせる仕組みがあったらよかったのではという気がしてしまった。防犯カメラも必要だが何かのとき近隣の誰かが警察に通報したり外に出て互いに確認出来れば状況確認はもとより事前の防犯効果もあるのではないかという気がしたわけである。

私がかつて住んでいた家は1960年ころ開発した私鉄沿線の住宅地の中にあった。わが家は築後数年の中古住宅だったから建築当初の事情は知らないのだが、町内会の班ごとあるいは隣り合う数班かで共通の警報装置が各家にとりつけられていた。区域内の電柱の上にサイレンが取り付けられており、各家にはそれを鳴らすための手動スイッチが取り付けられているというものである。スイッチは目立たぬところに取り付けることになっていたようで、わが家では2階の一室の押し入れの中にあった。

月に1回作動テストをすることになっていて各家ごとにスイッチを入れるのだが、その当日は消防車のサイレンのような音が断続的に近隣に鳴り響く。そしてサイレンを鳴らしたひとは外に出て互いを確認するということになっていた。事件の場合はサイレンは鳴り続け出て来ない家で何かあったことが分かるわけである。何年かするうちに住宅地に家が立ち並ぶようになって住人も多くなってからは次第に作動テストすることもなくなってしまった。

以来、むかしのわが家近辺ではサイレンが鳴ることはなくなったし、ひとも入れ替わってスイッチがあることを知るひとも少なくなって行ったと思われる。わが家が移住してから何十年も経っていることから考えると、住人の代替わりや家の建て替えや転売などでむかしを知るひとはいまはほとんどいなくなっていると思われるし配線も撤去されているものと思われる。

だが、最近の家に押し入る強盗事件などにはそういうサイレンが近隣に鳴り渡るような警報装置があるとよかったのではないかという気がしたのである。むかしながらの半鐘を鳴らして危険を知らせるに似た防犯警報システムを見直してみたらどうかという気がしたのである。電子機器の発達したいまなら身に危険が及ばないうちにどうスイッチを入れるかそれぞれの家で工夫出来るものも可能な気がする。


補足: 調査電話で家族を問われる_ごまかしたら翌朝また電話
22日夕刻に衆議院議員選挙の調査だと言ってリサーチ会社を名乗るところから電話(0120の電話番号)があった。そしてすぐ家族構成を探るような質問があったので警戒して質問が続かないようにごまかしの答えを言ったらそれで切れた。だが翌朝またそこから電話があって、ごまかした答えと矛盾する家族の所在確認の電話が掛って来たのでまたごまかしの答えを言ったらそれで切れた。そこですぐそこの電話番号を着信拒否に設定してから、警察に家族所在を確認するような内容の電話が昨夕と今朝あった旨通報した。警察が言うにはその対応でよかろうということだった。あとでそこの電話番号をネットで調べたところ、会社住所が登録されていなかったので、信頼できるところからの電話かは確認できなかったが、言われて聞いたリサーチ会社の名はありそうな名前だった。


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