ある日玄関チャイムが鳴って妻がドアを開けたら見知らぬひとがいて、誰それの家はどこかと聞きに来たのかと思いきや、この辺りに空き家がないかと聞かれたそうである。知らない、そういうのを取り扱っている業者に聞いてみたらと言ってやり過ごしたそうである。妻はそのあと私にまったく見知らぬひとが空き家情報を何の関係もない家に聞きに来るとは気持ち悪いと言ってその状況を説明してくれた。私はその話を聞いて何かのために家の様子を探りに来たかも知れないと思いすぐ区長に通報しておいた。
そういうことがあって妻が知らぬひとやいで立ちのひとにはドアを開けないで確認できると安心だ言うようになった。ひとや車が来れば気配で分かる。そして知っているひとや郵便配達のひとや宅配その他の業者のひとについては特に気になることはない。しかし見知らぬ身なりのひとなどのときはドア越しに声は聞こえるし磨りガラス越しにそれなりに姿は見えても、やはり身構える。そういうときはインターホンがあってドア越しにはなしして用件を確認出来ると安心だということである。
そこで私は姿あるいは顔もはっきり見られればさらによいだろうからテレビドアホンをつけてみようかと言ったら、妻も同意した。わが家は外からの音は聞こえて来るし狭いから玄関の様子もそれなりにすぐ分かるので本当は無用長物かも知れないものである。でもコロナでこもり気味のなか、何かやってみるのも気晴らしになる。そこでテレビドアホンを付けるのも面白いかなとネットで適当なものがないか調べてみた。
私の条件としては工事不要の屋内屋外設置部共にワイヤレスで、室内モニターは居場所に持って行けるハンディタイプである。モニターについては家事で家の中をあちこち動くことが多い妻の絶対条件でもある。あとは安くてそれなりに信頼できる製品であればよいと思って探して適当なものを選んで購入した。こういう機能はどのメーカーのテレビドアホンにもあるのかも知れないが、外の気配が気になったとき室内モニターで外に気づかれず外を見ることも出来るようである。いままで外の気配が気になったら窓を開けたりドアを開けて確認していたがそういうことをしなくてもかなりの率で確認出来そうである。
設置して日は浅くて使用する場面はいまのところ数少ないが、妻が言うには宅配便が来てピンポンと鳴ってドアを開けたとき、いままでは家にひとが居るか居ないか訝って待っていた感じが配達のひとにあったが、インターホンで返事をしてからドアを開けると安心した感じでドアを開けるのを待っていてくれているような感じがするということである。居るか居ないか確認出来るまでの時間は配達のひとにはストレスなのかも知れない。
屋久島暮らし残照録・日誌編:
No.217 ATOM
Cam2とAlexaの連携_私の求める実用性に疑問 (2023.04.10)
No.221 屋外カメラ_すぐパッと外の様子を見たい (2023.04.24)
No.292 屋外カメラの左右調整_壁直付けからポール取付に変更 (2024.04.01)
屋久島暮らし残照録・偏見ご免のたわごと編:
No.337 関東地方で緊縛強盗多発_むかしのわが家の警報装置 (2024.10.23)
.