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  偏見ご免のたわごと編:  No.333
帯状疱疹_友人が後遺症に苦しんでいる  2024.09.30
  テレビで高齢者の病気の注意喚起CMみたいなのがあって、過活動膀胱とかいろいろキャンペーン的にやっていたが最近は帯状疱疹についてやっているのが印象に残っている。また今年になって体調を崩しまた医者に掛かるようになったのだが、診察終わりころに帯状疱疹に注意するようにというはなしをよく言われるようになった印象がある。

私は言われて何を注意するのかと戸惑ってしまったのだが、免疫力の問題だろうから食事と睡眠をきちんととり気楽に日々を過ごすしかなさそうだと、それらに気を付けて暮らしている。ところが先日友人が帯状疱疹に掛かってその経緯はこうだったというようなメールを受け取った。彼は私と同年齢の高齢者ということになるのだが、メールによると高齢者だったからかかなりつらい症状になった様子なので、高齢者は特に注意と言うのはそれなりの説得性のあるはなしなのだと思う方がよいようである。

友人はある日左こめかみに痛みを感じ眼もよく見えなくなったので眼科に行ったら帯状疱疹との診断だったそうである。そのあと家で静かにしていたらしいのだが、翌日の夜中になって左こめかみが激烈な痛みに襲われ未明に救急車で搬送され2週間入院、その間点滴治療を受けていたそうである。いま退院して3週間は過ぎているが、こめかみの痛みや左目が二重に見える後遺症は一切治らず毎日苦しんでいるとのことだった。

ネット記事で見たところでは、帯状疱疹は体幹(胴体部分)だけでなく、顔(三叉神経領域)や四肢に出来ることもあるとあった。友人の発症部位は三叉神経領域の眼神経が支配する部分だったようである。また帯状疱疹に掛かり症状が長引いた場合や高齢者の場合は、症状が治った後も帯状疱疹後神経痛として慢性の痛みが数年から一生続くことがあるとあった。友人の後遺症が治ることを祈るしかないが、帯状疱疹の最初は神経の走行に沿ってツンツンと刺すような痛みあるいは強い痛みが出るということなので、私が言われた注意せよというその意味は、その兆候を見逃さずすぐ医者に来いということかもしれない気がして来た。


補足: 私も後遺症に悩まされているみたい_顔面神経麻痺
私は仕事に苦しんでいた30代半ばに顔面神経麻痺になったことがある。その前は頭痛がひどく医者に行っても治らず痛みに耐える日々を過ごしていたがある日ギクッとなって左顔面が麻痺した。そして頭痛は消えた。痛みが限界を超えると麻痺するのかと思ったことがある。医者通いで静脈注射とマッサージなどをかなり長期間受けた記憶がある。その後いままで麻痺は起こしていないのだが、左顔面が痛くなったりすることはしばしばである。左目に違和感があるときもある。乱視の状況が変わって見え方が悪くなったりするのかと思っていたが、友人のはなしから考えるとどうも顔面麻痺に至った三叉神経痛の後遺症ではないかという気がして来た。


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