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  日誌編:  No.315  
枕のトリセツ_玄関マットとタオルケットで作る枕 2024.07.15
 
先日NHKのトリセツショーという番組で「枕のトリセツ」というのが放送されたのを見た。私は首が凝ったりして枕が悪いかも知れないとよいとPRしている枕をいままでに6個くらい買っては使って来たが、合わないのかなかなかぴったりとした枕に出会っていなかった。

枕の一番の役割は頭と首を安定させることにあるのだが、その意味は日中頭を支え続けている首の負担を寝ている間は減らすことにあるということである。 合わない枕を使うと逆に首に負担をかけて痛みを引き起こすことがあるということである。

眠りに落ちた後に首に負担をかけないという観点から枕で最も重要なのはその高さで、高すぎても低すぎてもダメということである。そこで番組で推奨していたのが高さを変えられその高さを維持できる硬さがあるという利点を利用した玄関マットで作る枕である。そこで紹介があった自分にぴったりの枕の作り方に興味を持って、今回わが家でも作ってみることにした。

左: 三つ折りの玄関マット
      (上が私用で、下が妻用)
                                                           右: 折りたたんだタオルケットを載せて枕
                                                          (上が私用で10枚重ね、下が妻用で8枚重ね)

室内用玄関マットは50cmx80cmで厚さ約1cmのものを購入し三つ折りにした。その上にタオルケットを折りたたんで載せ具合の良い高さにするのだが、私は12枚重ねになるように(長辺を二つ折りに重ね次いで短辺を二つ折りにしたものを三つ折りというように)折りたたんで上の重なった2枚をめくり10枚にして頭を載せると具合がよかった。妻は(私が三つ折りにするところを二つ折りにして)8枚重ねになるように折りたたんでそのままが具合がよいということだった。

2週間くらいそれで使っていると慣れるということらしいので、そのまま使い続けることにしてたまにタオルケットの高さを変えたりして見たが、結局は最初の設定が一番しっくり来るようである。もう2週間は超えているが枕が悪くて変えたいという気持ちは起こらないからいままでの枕よりは自分に合っているようである。寝ていて首の痛みを発生させないあるいは起きてから首の痛みを感じなければ自分によい枕ということだが、それには高さを保持して頭の重さを受け止める固さと頭が接する面の感触の良さの両立が要件ということに納得出来た気がする。


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