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  日誌編:  No.303  
ベニカミキリか_スズメバチトラップに掛かっていたムシ 2024.05.27
 
5月11日、スズメバチトラップにスズメバチ以外のムシも掛かっていた。スズメバチ以外に掛かることは珍しいことではない。いままでに蛾やヤモリも掛かったことがある。ハチについては今年はアシナガバチとドロバチも掛かっているが、今回のムシは小さいカミキリムシである。


テレビでやっていたのを見た気がするのだが、桜を枯らすカミキリムシがいて首が赤いということを言っていたのが記憶にあって、掛ったムシの首が赤いので一応捕まえて写真を撮りネットでなんというカミキリムシか調べてみた。その結果、多分ベニカミキリというカミキリムシのようである。

ベニカミキリは日本では北海道・本州・四国・九州・伊豆大島・佐渡・隠岐・壱岐・対馬に分布しており、国外では朝鮮半島、中国、インドシナに分布しているということである。日本では島は伊豆大島以外緯度が北寄りに見える。そして屋久島の名は見えないのだが、屋久島にいても九州の範囲ということで不思議ではないのかも知れない。

ベニカミキリの幼虫は、枯れたモウソウチクやマダケなど肉質の厚いタケを餌にしているということである。そして4月から5月にかけて成虫になっていたカミキリムシが竹の中から出て来るらしい。わが家ではときどきヒサカキなどの木の枝が折れたり根元から折れることがあって、地元のひとの言うにはテッポウムシにやられたのだということだが、そのテッポウムシはベニカミキリとは種類の違う他のカミキリムシの幼虫ということのようである。


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