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  偏見ご免のたわごと編:  No.293
最近気になる人物_顔つきや態度あるいは口調から  2024.04.04
  私が最近何となく気を付けなければいけない人物のように思うようになって来ている人物がいる。一人は衆議院議員でデジタル大臣などをしている河野太郎氏である。外務大臣時代には答えたくない質問に対し木で鼻をくくった対応で「次の質問どうぞ」と繰り返したのは強烈に記憶に残っている。またコロナとかマイナンバーカードとか再エネ関連での丁寧な感じのしない高飛車なものの言い方にも私はよい印象を持っていない。

私はいつのころからか河野太郎氏にあまりよい印象を持たなくなった。ネット記事には権力を持ったときの傲慢な態度、そしてその場限りの優位を狙ってかあるいは権力にすり寄っているのか知らないが、ものをいう立場を自分の都合によって変える人物との指摘がある。もっとも危ういのは、SNSで自分に関する批判や論評を調べては自分に疑問を呈するひとが自分にコメント出来ないようにブロックしそれらの意見を封じて自分の言い分だけを言う場所を作って例えば自分の気に入らない報道をフェイクニュースと決めつけたりして世論を都合よく誘導しようとする手法をとっているところだそうである。私の危うい人物のようだという印象もそうだとするとあながち間違いではなさそうである。意識していないなら改めて欲しいし、意識してやっているなら大問題で恐ろしく危うい人物ということになるかも知れない。

もう一人は経済同友会代表幹事・サントリーホールディングス取締役社長の新浪剛史氏である。「45歳定年制」の発言意図は若い人たちが自分の人生を考えて勉強するようになって欲しいからというのだが、唐突で日本の労働事情や労働慣習への配慮を欠き自分の仕事スタイルが一番で皆がそうすべきと言っている印象があった。また、自分の足元を見ず性加害問題で偉そうなことを言っている印象もぬぐえなかった。そしてネットでもそういう指摘がある記事が見られたので私が持った氏の印象は当たっているのではないかという気がする。

私の知る限りでの氏の言動から受ける印象は、ひとは自分と同じように出来なければいけないと思っているようだということである。ひとに対する優しさがない感じがする。ひとは能力や考え方そしてひととしての幸せの在り方は千差万別で、自分が思うのと同じように他のひとにもそれぞれいろいろ考えまたやり方があり、自分だけが常に正しいかどうかは分からないという謙虚さが感じられないあるいは伝わってこない。言うことに深みがなく自分を優れているとの思い過ぎに加え自分のことは棚に上げてもの言いをする人物で国家感も希薄なようで日本経済界を引っ張って行くには危うい感じがする。早く社長をやるだけにさせて局所的な解はそれが有効ならその1社に適用でとどめた方がよい。経済界の代表として日本の道を誤らせるような言動をしたりして世間を騒がせて欲しくない存在である。私が似ている印象の人間として思い浮かべるのは元日産のゴーン氏である。またひとの幸せについてどう考えているか伝わってこない日本電産の永守氏にも私は似た印象を持っている。


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