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  日誌編:  No.214  
腰から足先までの痛み_原因は症状部位ではないところに 2023.03.27
 
昨年後半から特に痛みが強くなり、最近はちょっと立ち続けたり歩き続けると跛行する感じになりその痛みの程度もかなりのものになる。我慢はしているのだが、我慢しがたいという表現をしたくなるほど痛い。

痛みがどこか示すにぴったりな図がネットで見つけたある治療院のサイトにあったので使わせてもらうのだが、痛みは図にある赤色部分の腰痛・お尻・太もも・ふくらはぎの痛みである。そのサイトによると図の青色あるいはXX印の小臀筋に原因があるということである。小臀筋は股関節の一番奥にあり、その尻の深層部にある筋肉の硬直とその筋肉を包む筋膜の癒着して固縮し痛み痺れが発症するのだそうである。そしてそれをこ放置しておくと尻、足、ふくらはぎまで痛みが広がるのだそうである。

いわゆる坐骨神経痛の原因・股関節の奥にある小臀筋
XX印が原因の小臀筋(青色)、赤色が痛みやしびれ
 

私はこれまで脊柱管狭窄症や坐骨神経の損傷、劣化、圧迫による痛みではないかと思って、その自力克服本の類を買って運動や指圧をやって来たのだが効果は少しかあるいは持続しなかったが、それを見て以前購入していたツボ押しがあったのを思い出し、図のXX印の部位をかなりの強さで押してみた。その効果はかなりあって大体日に2回くらいだが痛みが強くなりそうなときに押すと跛行するような状況にはならなくなった。それまでも指で指圧していたのだが、押す力が弱かったようである。

それで小臀筋と下半身の痛みに関連する本はないかとネットを見ていたら、「下半身の痛みは臀筋のコリが原因だった!(武笠公治著・青春出版社刊)」という本があった。ネットで見た図を出していた記事よりもっと体系的に説明しているようなので早速購入してみた。私の症状もその臀筋のコリが原因のようである。症状の出るところが必ずしも原因の部位ではない。それがどうなっているのかの説明に納得できるところがあった。著者は自分で出来るトリガーポイント自重押しを紹介しているのだが、それについては坐骨神経痛自力克服本にある内容と同じだった。ただ具体的な押す箇所の探り方など参考になるところがあった。

私は自力克服本を参考にしながらいくつかあるやり方をやってはいたのだが、そのやり方の意味するところをよく理解していなかったから、かたちばかりのやり方だったのかその運動や指圧をやっても効果は少しかあるいは持続しなかった。今回はそのコツがわかったような気がして来たので、下半身コースの自重押しプログラムを続けてみることにした。

いまのところ、前日の夜トリガーポイントボールを使って押したら翌日半日くらいは強く痛みを感じないくらいその効果は持続しているようである。しかし、午後くらいになると痛みが強くなって来る。本には一ヶ月くらい続けると効果が出るとあったので忘れず毎日続ければもう少し改善されるかもしれない。調子がよい日はやるのを忘れたりするのだが、忘れないようにして毎日続けるのがよさそうである。


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