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  偏見ご免のたわごと編:  No.177
最近気になっていること_インフレ、統一教会問題、防衛力増強 2022.11.08
  岸田内閣の支持率が40%を切ったとテレビ番組で話題にしていた。インフレ、統一教会問題、防衛力増強問題といろいろ課題があるがうまく仕切れていないという風に見られているようである。以下、最近気になっていることへの感想や意見である。

まずインフレについてだが、私が思い出すのは1973年10月の中東の産油国が原油価格を70%引き上げによるいわゆる第一次オイルショックを機にインフレが発生、公定歩合引き上げで押さえようとして日本は不況になったときのことである。そのときはある年一度に給料が30%くらい上がったような記憶がある。

今回も大幅な賃上げがされることになると思われる。物価は上がるが賃金も上がる。国内での企業の取引価格も挙げて、例えば大企業への中小企業からの部品や資材の納入価格も上がり、店の者の値段も上がって、円安の下で全体がいままで通りの収支の状態に落ち着かせるしかない。価格先行かも知れないがその分日本遍く賃上げすることでしか国民の不安は収まらない気がする。

次に、統一教会問題についてだが、自民党議員に一番統一教会の手が及んでいることが問題になっているが、これは統一教会が自民党を利用して日本の政治に影響を及ぼせると値踏みしたからである。野党だって政権にあったころには工作しようと近寄られたことはあったが、国政への影響力が低下したら離れて行ったと見るのが妥当である。近寄られた議員は影響力があると思われていたのだから、それなりに有能なはずで自民党内でも目をかけらる存在であったとしても不思議ではない。

野党は統一教会から見れば利用価値が低いから、あまり取り込む対象にならなかっただけである。まあ、自民党議員は近づいて来られて自分は利用しようとあるいは利用したと思っていたところが逆に利用されてしまったわけだが、それについては大いに反省しひとや状況を見極める目を養わなければならない。それはやってもらわなければならないが、野党もただ政治力が弱いから声があまりかからなかっただけであることを十分自覚し、人物攻撃や政権批判に偏らず、邪悪な団体への本質的な対応策の論議を進めるべきである。野党の正義も法の下にあるのだから感情論でない発想で論議をしないとまとまらない。
(追: 2022.11.11 私は立憲民主党がマインドコントロールを定義することにこだわっているという印象があって野党に嫌な感じを持っていたのだが、維新の音喜多俊氏のブログでの「維新・立憲案」の解説を見て野党もまんざらではなさそうという気がして来た。)

次に、防衛力増強のはなしである。私から見れば現実論より理想論を言うひとに多いのだが、まずは外交をしっかりやることが大切などと言って防衛力論議を避ける傾向がある。私に言わせればまず外交が大事というのは当たり前のことで日本もそれなりに外交努力はしているわけである。もっと外交体制を整備する必要があれば具体的にそれを提言すればよいわけである。ところで外交が大事であるのだが、それがいつもうまく行くとは限らない。防衛力増強というのはその外交がうまく行かなかった最悪の状況に対処する能力に関するものである。防衛力増強のはなしは外交が成功しなかった場合にどうするかを論議する場なのに、外交でやれと当たり前のことばかり言っている連中がいるが、困りものである。

中国やロシアや北朝鮮など、軍備を増強させるのに熱心である。その軍事力をバックに外交をやっている。防衛力も外交の一要素それも重要な要素なのである。それを考慮せず外交でやれとばかり言う連中には国は任せられないわけである。防衛力は最悪事態に備えるだけでなく外交を支える力であることも理解して、外交・防衛を連関させて考えどうあるべきか論議して欲しいと思うわけである。日本だけでは及ばない、それならどうする。同盟とか、防衛協力とかいろいろあるわけである。そこで日本の防衛力増強ははどうするかということである。


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