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  偏見ご免のたわごと編:  No.111ap
数学本を読んで楽しみたい_なんでそうなったのか 2022.10.09
  このところ暇つぶしに、数学を楽しんでみたいと思いついて、まずは大学入試の数学についてブルーバックスの「入試数学 伝説の良問100(安田亨著)」と「大学入試数学 不朽の名問100(鈴木貫太郎著)」を購入し読んでみた。むかし勉強したと思うのだが、なかなかついていけない。いまなら私は受からない。それと伝説とか不朽とあるので何も知らずとも問題にアプローチできるやり方の成り立ちが解説されているのかと思ったのだが解答集みたいで、私が楽しみたい目的にも合わない。

私が楽しみたいのは、なぜそういうことが必要になったのか、それでこうだからこうするとそれが出来るようになる、だからこうなったのだというようなことである。これは数学の歴史のはなしを読むのがよいのかも知れないが、何も知らない中で何かを解明しようとして何をどうすればよいか考えてこうなったと分かれば、いろいろ何か解決しようとしたときの発想とその手法に至った経緯が知れて楽しいのではないかと思ったわけである。

それで次に「本質から理解する数学的手法(荒木修・斎藤智彦共著・裳華房)」を購入してみた。離島に住んでいるからネットでタイトルとレビューを見て、それらしき本を選ぶのだが自分が考えていた内容かどうかはてにとって見ないと分からない。私としては本質からというところに惹かれて、自分が思っているそれこそなんでそうなって来たのかという本質から解き明かしているのかと思ったのだが、勉強のための本で読んで楽しむ本ではなかった。

ということで、やはり数学を読んで楽しむのは難しそうなので諦めることにした。私はむかし「物理学(柿内賢信著・丸善)」を読んで楽しかった記憶がある。ああいう本が数学にもないかと思ったのだが、本選びのアプローチが悪かったようである。学生時代には、スミルノフの高等数学教程の科目関連の分冊を購入し参考にしたが、当時の感じでは勉強しながら楽しめる本だったという印象がいまでも残っている。力学についてはランダウ・リフシッツの力学もそうである。現実の感覚から出発してどうするかがかかれているようでソビエトの教科書というのはなんか親切だなという気がしていたものである。


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