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私が身体に不調あるいは気になる変化を感じたときに、まず頭に浮かぶのはこれが死に至る病の前兆ではないかということである。そしてそういうことを起こしそうなことは何かと調べてみる。そして自分なりに知り得たその結果から医者にかかった方がよいのではと自己診断して医者にかかるわけである。医師に症状や気になることを伝え診察を受け大体は検査を受けたり薬を処方されて今後の生活へのサゼッションを貰って安堵しながら要注意な数値や症状が悪化しないよう注意しながら生活するわけである。
今回は、ある日水を飲んでいた時突然口中に苦みを感じた。口中苦いと感じることはいままでもあったが、ひどく苦いと感じることはなかった。それで何か身体にまずい変化があったのかと気になったわけである。口中苦い、舌先ピリピリ、喉の渇きはないが口内が乾いている感じ、耳の奥が痛かったり痒かったりする。それらを念頭に置いて口中苦くなる原因について調べてみた。
その結果、腎臓・肝臓の機能悪化、中耳神経炎、逆流性食道炎、薬の副作用、加齢というようなことが考えられると私は受け取った。まず服用している血圧の薬を止めてみた。止めてもちょっと血圧が高くなったが安定している。そして苦みについては様子を見ることにして受診したのだが、血液検査・尿検査で以前と大きな変化はなく問題ないようだった。クレアチニンが高いと言われているので気になっていたのだが一安心。また耳鼻咽喉科受診を勧められ受診したがこれも問題なしのようだった。
その後ひと月くらい経ったが、苦みはひどいと感じたときより軽い感じになった気がするが常時に近い感じで感じるので環境的に問題がないか考えてみた。今年洗濯用の洗剤を合成洗剤から石鹸液洗剤に替えたら体中に出て悩んでいた湿疹が出なくなったことを思い出し、化学的添加剤で思いあったったトイレの消臭芳香剤・抗菌タイプが悪さをしていないかと、それを使用中止し廃棄したところある程度苦みを感じる程度や頻度が軽減した。
そのうちある日突然血圧が高くなり動悸もするようになった。数日様子見したが収まらないので止めていた血圧の薬を服用再開したら1錠で血圧と動悸は改善した。その後苦みの頻度や程度は変わらないから、苦みは薬のせいではなかったようである。そこでゲップは出るが逆流している感覚はないのだが逆流食道炎の影響もあるかと妻がときどき服用しているラペプラゾールを貰って飲んでみた。この薬は以前私がこれでないと合わないと言っていたパリエットのジェネリックだが今回は合わないと言っていたときのような副作用はなかった。そして苦みを感じない時間がかなり長くなった感じである。かなり逆流性食道炎の影響が大きいのかも知れない。
もう亡くなって久しい私の父はよく飴をなめていた。数日で市販の袋入りの飴をなめてしまい口角が荒れていたが、そう飴をなめていたのは口中苦かったからかも知れないと思い至たって私も飴をなめてみた。そうしたらなめている間そしてその後しばらく苦みをほとんど感じないことが分かった。認知症になっていた父は93歳で亡くなったのだが誤嚥性で肺炎になる以外これといった病気はなかったので多分加齢で口中苦く感じて飴をのべつなめていたのではないかと思われる。そうならば私も加齢の影響もそれなりにあるのかも知れない。
今回、医師から特に新たな問題を指摘されていないので、老化の速度がゆっくりなるように努めるしかないと思っているところだが、今後は、高血圧と逆流性食道炎の薬を服用し、尿検査と血液検査を定期的にしてもらいながら、塩分控えめで食事に気を付け腎臓体操や運動をしクレアチニンが高くならないようにいままで通り暮らしていけばよいのかなと思っている。
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