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脳梗塞予防のために水分を多く摂取せよとか便秘対策でも水分を多めに摂れというはなしは以前からよく言われている。それが気になって私は多めに水分を摂るようになって久しい。そして今年はテレビの天気予報で今夜は熱帯夜になるからコップ1杯の水を飲んでから寝よというようなことをよく言っている。むかし夜間排尿回数が多いのが気になったら寝る前に水分を摂らなければよいというはなしも言われていたが、脳梗塞とか熱中症を心配するとやはりそれなりに水分を摂るのが安全サイドに思えてそれは止められない。
そして近年そのためかどうか知らないが夜間の排尿回数が多くなってきているのが気になっている。なぜかと考えるときまず気になるのは、適切な飲水量はどのくらいでそのときどれくらい尿が出るのかということである。ネットで見た記事によれば、多分食事とか体調が問題ないという条件はあると思われるが、大体飲水量と尿量は同程度だそうである。そうであれば飲水量が増えたら尿量も増えるわけだから排尿回数も増えるのではないかと思われる。
また適切な1日の尿量は体重1kg当たり20~25mlということらしいが、25mlということで見れば体重60kgくらいの私は1日1500mlの尿量が適正ということになり、適正な飲水量も1日1500mlくらいでよいということになる。そして膀胱に仮に300ml尿が溜まったら1回排尿するとすれば、1日の排尿回数5回ということになるわけである。
ところで高齢者の膀胱では尿意を催す尿量も小さくなってくると言われており一般に1回100~150mlということらしい。そうすると排尿回数は日に10~15回ということになる。また65歳以上の人については夜間の尿量が1日の尿量の33%以上になると夜間多尿ということだから、私が多尿でないぎりぎりの33%(すなわち3分の1)を夜間排尿している普通の高齢者だったとしたら、夜間排尿回数は3~5回は不思議なことではないわけである。以上は、体重60kg、1日飲水量1500mlで1回の排尿量100~150mlと仮定した高齢者の私を想定した例である。
私はいま毎日2000mlくらい飲水している。そして起きている間のいわゆる日中排尿回数は6~8回(大体は7回)、就寝時間中のいわゆる夜間排尿回数は3~6回(大体は4回)である。そしてネットに出ていた高齢者の排尿回数調査結果を見たところでは私の年齢層の男性では3回以上が55.9%、4回以上が21.2%ということだから、多分私と同年代の男性の半分くらいは私みたいな状況かと思われる。私は夜間排尿に起きる頻度が多いのではないかと気になっていたのだがそんなに気にしないでよいのかも知れない。
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