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運転免許証更新に認知機能検査を受けなければならなくなって久しい。そして今回3回目の認知機能検査を受けることになった。2回目までは正確ではないが、例えば「これは戦車です。武器の一つです。」を何回か繰り返すのを各絵についてそれぞれやりながら一定時間内に16枚の絵を見せられる。そしてその絵は例えば戦車だと記憶しろということである。そのあと別の作業をさせられてから、その記憶した絵が何だったか時間内に解答用紙に書き出す。そのあとヒント例えば武器というのがあれば戦車と書くやり方で、ヒントありでその記憶した絵が何だったか時間内に解答用紙に書き出す。また指定された時刻の時計の絵を描いた記憶がある。いままでは、検査成績が後日郵送されるので高齢者講習にまた日にちを取られる。
今回はタブレットとスタイラスペンとヘッドフォンが用意され、タブレットからの音声をヘッドフォンで聞きながら、指示に従ってペンでタッチしたり文字を書いたりするやり方になった。タブレットに表示される絵を記憶するのだが、もう記憶が定かでないが多分4枚同時表示で4画面の絵を記憶する。その画面における音声が以前までの回と違い余分なやり方の説明もあるし画面に出る選択ボタンのタッチを求められたりする。前回までのように絵を見ながら説明を聞き絵を記憶するのと違い、絵が表示される時間が要らぬ音声の指示と選択タッチ動作によりまちまちになるしタッチ動作をしたりするために頭を使わなければならず絵を記憶する動作が分断される。それに戸惑いを感じて記憶動作の邪魔になる。そのためひとにより記憶に割く時間が一定にならない問題がある気がする。
今回はタブレット使用ということで検査中に基準点を満せばそこで検査は終了ということになる。全員が必ず終わりまでやらなくてもよくなるから全部やって点数が出るということはない。合否判定だけに簡素化されたやり方になったようである。私は絵の記憶動作を要らぬ音声やペンタッチで邪魔されて今回は成績は上がらない感じがしたが、それでも記憶した絵をヒントなしで書き出す段階の途中で基準点を満たしそこで検査は終了となった。私としては絵を見せて説明するところは前回までのやり方の方が記憶しやすい。タブレットは解答用紙代わりだけにすれば自動採点で即時合否判定が出来る。タブレットで被験者を惑わすようなやり方は検査手順の事前検証が十分でないのかも知れない。そういう思いはあっても今回は成績郵送のいままでと違い高齢者講習も同日にやられるので効率化は図られているようである。
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