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  日誌編:  No.235  
床下換気扇異音_設置から20年以上 2023.07.03
 
5月27日キーンとヒューンが混じりあったようなジェットエンジンにも似たような大きな異音が聞こえた。台風2号の影響で風が強くそれに影響されてか抑揚を伴って聞こえたので、どこかで何かの工事でもしているのかと思ってどっち方向からかと確認しようと家の外に出てみたら、まわりの木立などに反響してそう聞こえていただけで、発生源はわが家の床下換気扇の一つだった。近づくとカリカリ音も混じっている。

わが家には床下換気扇は3台設置してあり1台は2年前くらいに故障で交換済みだが、大分前から残りの床下換気扇の一つが何となく吹き出し音ではない摺動音みたいな音が大きく聞こえるようになっていたので、以前故障した1台のようにパタリと止まってしまうのかと思っていたのだが、今回は大きな異音がまず発生したようである。すぐ電源をオフにして、JA購買に連絡したら即日取付工事をしたシロアリ駆除業者が屋久島に来ているとのことで現場確認に来てくれた。

  左: 故障の排気口直付け型換気扇の排気口
                      右: 新しいブロア・パイプ排気型換気扇の排気口
  左: 新しい換気扇排気口取付パンチングパネルの孔塞ぎ用自作シート
                           右: 新しい換気扇排気口部最終形

音を聞いてから床下に潜って実機確認をしてくれたあと、約20年くらい経った2台を新しい換気扇に交換した方がよいということになって、その場で見積り提示され即注文書に署名捺印した。私は緊急の場合あるいは要即応の場合を除き、おかしいところがあって見てもらうときは、対応内容と費用を聞いてどこまでやるか判断してから注文したい。またただで何とかしてくれとは思っていない。金がかかるかも知れないことは覚悟している。だからおかしいからと見てと頼んだとき、その場ですぐ直すにはこれこれが必要で費用はこれくらいだがどうするとはっきりこちらの意向を確認されたのが、私としてはどうなるのかとやきもきしないで済んでとてもよかった。

取り換え工事は2週間後くらいに行われた。交換前の換気扇はファンが排気口パネルと一体型だったのだが、今度の新型換気扇は床置きブロアーからダクトが伸びていてその先が排気口に繋がっている。排気口を取り付けるパネルはパンチングパネルになっている。排気口の周りに床下とつうつうのいくつもの孔が開いている。虫が侵入する可能性もあるし雨が吹き付けると床下に水が入り込む可能性もある。私は2年前1台が故障し新型に交換したときにその対策としてやった対策を今度もやることにしていたので、その日の作動時間が終わってから予定通りその孔塞ぎ用に用意してあったカッティングシートを貼り付けコーキングもした。

わが家の床下換気扇は、21年前の2002年に3台取り付けた。それとは別にその後の2015年に付けなくてもよいとは思いながら上手な口に釣られて床下の空気を掻き回すだけの攪拌型ファン1台を取り付けた。これはもし故障してももう交換する気はないのだが、床下換気扇は故障したら床下のカビ臭を考えれば交換したくなる。そして1台は2021年動かなくなって交換したのだが、残りの2台も今回異音発生を機に交換することになったわけである。これであと20年は大丈夫ということになりそうだから、私が故障を心配するときはもう巡って来ないと思われる。


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