わが家で私がトイレで用を足しているときドアのロックはしない。それでたまに私が入っているとき妻がトイレに入ろうとしてドアを開けることになる。そして私がいるからご免と言ってドアを閉める。そういうことが長らく続いていたのだが、何とかしようと思ってスライド式で使用可否の分かる表示プレートを購入しドアノブ付近に取り付けた。
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ドアノブ部にロック有無の表示はある
(ロックすると赤、していないと青) |
妻はドアロックをかけて入るのだが、私はかけない。私の場合は見られても構わないからそうしているのだが、開ける妻の方が嫌なようなので頻度は低いのだが使用中にドアを開けなくて済むようにしようとそうしたわけである。トイレに入ってロックをかけない場合に使用中の表示だけ出せるドアノブがあればよいのだが、調べたわけではないが多分そういうものはなさそうである。
私は20数年前亡くなった父が認知症気味で、トイレのドアロックをして入るのに困らされたことがある。1時間たっても出て来ない。声をかけても返事がない。そこで外のロック解除のねじを回してドアを開けてみると本人は便座に座って居眠りしていたということがあった。また夜中にトイレのムーブ洗浄の音が長く続いていて止まず声をかけても返事がないからやむなくドアロックを外から解除して中に入りオフにしたことがある。そのときはやたらにスイッチを押して作動したのはよいがどう止めるか分からなくなってそのまま固まってボーっと座っていたようである。そういう経験があるから私は何かあってもすぐ開けられるように自宅ではロックはしない方がよさそうだと思っているわけである。
もう一つわが家のトイレのドアで気になっていることがある。それはドアが内開きだということである。ドアの内側でひとが動けなくなったらロック解除してもそのひとが邪魔になってドアを開けられないことになる。無理に開けようとすると中のひとを傷つけることになる。自分が注文した間取りでそうなったわけではあるが、いまは私はトイレのドアは外開きあるいは引き戸の方がよいのではないかという気がしている。
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