今年２０２２年の夏、妻が暑さにやられたのを機にキッチンにエアコンを着けることにしたとき、ネットで問題ないかとその関連記事をさがして見ていたのだが、その中にキッチンでは炒め油その他油を使うので油分が空気に交じって浮遊し、フィルターにそれがこびりつくのでこまめにフィルターの洗浄など手入れをした方がよいとあった。

いままで何となくキッチンの隣の居間のエアコンのフィルターだけ、他の部屋のフィルターに付く乾いたほこりではなく、何となく粉が固まったようなほこりがべったり付着しているのが気になっていた。そうではないかと思ってはいたのだが、キッチンの隣の居間にもキッチンから油を使った調理で出来た油分を含んだ空気が回り込んで来て、ほこりと油分が一緒になってフィルターに付着するからそうなるのだとはっきり分かった。

居間のエアコンはシーズンになれば、ほぼ一日中つけているからいままでと変わらずほこりがべったり付くはずである。キッチンはその点、使用時間はほとんどが夏はすごく暑い日の昼とか夕刻、冬は寒い朝とか夕刻に限られる。だから居間と比べたら稼働時間は比較にならないほど少ないのだが、油を使う大元の部屋なので油分の浮遊はかなり多いと思われる。

フィルターシートを貼り付けたエアコン室内機（上がキッチン、下が居間）

キッチンは居間よりは汚れないかも知れないとは思うのだが、予想に違うかも知れない。予想が当たっていたら居間だけになってもよいと思って何か対策出来たらしてみようという気になった。そしてその対策に参考になる記事などないかとネットで探してみたら、エアコンの空気吸い込み口全体をカバーするようにカットして覆うことが出来るフィルターシートが売られていることが分かった。

早速それを購入し、べったりしたほこり付着が考えられるキッチンと居間のエアコン室内機に取り付けた。夏にキッチンにエアコン設置したと同時に取り付けたわけである。そして１２月、暖房に切り替える前にそのフィルターシートをチェックしてみたのだが、居間のものはほこりがシートに吸い込み口の形状に合わせてくっきりと付着していた。内部のフィルターにはほこりが付いていなかった。キッチンについては稼働時間が少ないからかシートにほこりが付いている分からなかったから極めて少なかったと思われる。そして居間の方だけフィルターシートを交換した。居間はシーズンごと、キッチンは居間のシート交換時ほこりが付着していたら交換することでよさそうである。


（関連記事）
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編：
　　No.301　　エアコンの故障・不具合あるいは交換　　(2015.08.24)
屋久島方丈記・日誌編：
　　No.353　　エアコン水漏れとその対策　　(2016.07.11)
屋久島暮らし残照録・日誌編：
　　No.157　　新エアコン設置工事_納得の室外機へのダクト　　(2022.08.01)
.