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  日誌編: No.353  
  2016.07.11  エアコン水漏れとその対策  
 
 
7月になって早々のある日の夕方、新聞を読んでいたら、パラパラという音が突然聞こえた。居間のエアコンの下方に仮置きしてある妻の紡いだ毛糸の下敷きのボール紙に水が滴っている音だった。以前にもそのエアコンで同様の水漏れがあって、そのとき業者に見てもらったら、室内機の排水口のあたりにカナブンが詰まっていたことがあった。今回も似たようなことかと思いまた業者に見てもらった。

  左: 室内機下部のまず水漏れし始める箇所とそこに取り付けた水受け
  右: 室内機下の水漏れ痕のついた壁
  左: 室外の排水パイプから吸引で出てきたカナブンの死骸
  右: しつがいの排水パイプ先端に取り付けた虫侵入防止用ネット

前回は室内機から調べ始めたのだが、今回は最初に室外の排水パイプの先端に吸引機のノズルを差し込んで吸引したら、水とともにカナブンの死骸が出てきた。そのあとエアコンを運転開始したら排水パイプの先端から水が順調に流れ出て、問題は解決した。

業者曰く、カナブンの侵入経路は室外の排水パイプだろうということである。室内機に侵入経路はないはずということである。そうなると前回のカナブンはパイプの中を室内機まで這いあがったことになる。わが家では室内にカナブンが出回ることはほとんどないから多分そうなのかも知れない。

室外の排水パイプから虫が侵入して詰まりが発生するなら、パイプ先端にネットを付けたらどうかと私が言ったら、業者は目の詰まったネットでは苔で目詰まりするかもしれないから目が粗いのがよいと教えてくれた。そこで買ったオクラの入っていた目の粗いネットをパイプ先端に取り付けた。

また万が一、何かの原因で排水系が詰まり水漏れが発生するとすれば、室内機の水トレイからまた水があふれ、いままで同様の水漏れが起こる可能性がある。今度は下に置いてある品物や壁が濡れないように早期発見出来ればと、品物などに被害が及ぶ前に音のほか目視でも早期発見できるように、まず漏れ始める箇所に水受けを取り付けた。

それにしてもセンサー機能が発達してきている最近のエアコンだが、室内機の水トレイの水位をウォッチして水漏れ発生前に停止や警報する機能がついていないのは不思議である。大げさに言えばエアコンの下方に置いてある財産に損害を与える可能性があるのだから、必須機能ではないかと私は思うのだが高級機ではもう付いているのかも知れない。

他にも私はエアコンについては不満がある。いままで取り付けたエアコンすべてで排水パイプに耐候性が不足しているのである。当地は日差しが強く数年で脆くなり割れる。私は設置済みのものでそれに気づいてビニールテープを巻いて保護した。更新したエアコンでは最初からビニールホースを半割りにして被せビニールテープで固定したりしている。メーカーは排水パイプについては虫侵入防止対策の他、耐候性向上も考えた方がよい。


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