今回と言っても何ヶ月か前のことだが、妻が服用する錠剤が一回に半錠となった。医院で最初機械でカットしてくれたのだが、錠剤の断面が楕円状になっていて位置決めが完全にうまく行かず傾いたりするようで半錠の大きさが均等になっていなかったりする。それで私は妻に自分でカットするからと言ってカットしない錠剤でもらうようにしたらと勧めた。
そしてわが家で錠剤を半割することになった。私もいままでにもらった錠剤をそのときの状況に応じて半割にして服用していたことがある。そのときもちゃんと半割にならないことがあっていろいろ工夫して来た。そして持っているカッターの一つに錠剤をセットする場所が比較的軟らかいゴム状のV字になっているのがあって、そのV字部分の縦壁下端のスリットに錠剤包装の透明部分を錠剤が入るくらいに縁を残してカットしたものはめ込んで位置決めし錠剤置きにしたらカット成功率が格段に向上した。
(関連記事:No.498↓)
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カッター写真のなかで緑色の見える薄板を
服用していない旧くなった別の錠剤包装から切り取って取り付けた |
ところが錠剤の大きさが変わるとその錠剤置きもそれに合わせて変えないといけない。そこで今回どうしようかとカッターを見ていたのだがゴム状のV字部分の縦壁の下端部分にはスリットが入っていてそのためか軟らかい縦壁の開きが先端に行くに従って少し左右非対称になっている。使用の経過の中でそうなったのか初めからそうだったかは定かではないが、それだとそもそも錠剤の真ん中に刃が当たらないから錠剤もきれいに半割にならない。たまたま錠剤の半割用の凹みにぴったり刃が入って錠剤位置が修正されればきれいに半割りになるのだろうが毎回そうはいかない。
そこでV字のゴム状の縦壁の下の硬質プラスチックの台部分に縦壁外面に沿ってスリットが入っているので、そのスリットに錠剤包装の平らな部分を切り取って差し込み軟らかい縦壁が左右非対称にならないよう矯正することにした。そうしたら平面的には錠剤の中心線と刃がずれないように錠剤を置くことが可能になった。あとは断面が楕円状の錠剤を傾かないように置くことと、錠剤の半割用凹みが刃と同一線上になるように置くことである。そのために幅の小さい平刀みたいなものを錠剤の凹みに当てて位置決めしてからカットしている。それで若干違いが出ることはあるがほぼ半割と満足できるようにカット出来ている。
補足: 妻は鋭利な包丁にした_スパっと正確に切れたからと
2023.01.05
私が毎日ピルカッターで妻の薬を半割にしていたのだが、ある日それを忘れたら妻は包丁でカットしてみたそうである。そして妻はその方がきれいに半分に切れるからこれからはそうするということである。私は包丁を使いたくないのでピルカッターを使いたい。何の工夫もせず正確に切れるカッターに出会いたいと思っている。
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屋久島方丈記・日誌編::
No.437 ピルカッター_完璧に半分に切れるものは (2017.12.04)
No.498 ピルカッター_半割りの成功率向上 (2019.01.14)
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