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  日誌編  ・ 偏見ご免のたわごと編  
  日誌編: No.437  
  2017.12.04  ピルカッター_完璧に半分に切れるものは  
 
 
私は服用している錠剤を減らしていくことを試みたことがあるのだが、半分また半分と減らしていくと最後は錠剤をカットすることになる。最初は適当にあるプラスチック容器の中に刃が付いているカッターを購入してやってみたが、きれいに半分に切れることは稀だった。

        錠剤カット用ハサミ       ピルカッター2種

そこで錠剤カット用ハサミを購入してみたが、これもうまく使えなかった。両側の刃に当てて手で錠剤を保持しなければならず刃と錠剤の位置関係を正しく維持でき難い。また刃は擦り合う側の面が真ったいらで外側面が削られで刃になっている。そして刃が食い込んでいくときに両側均等に錠剤に当たらず片側に偏って力がかかり真っ直ぐ切れないからである。

そこで私はやはりプラスチック容器の中に刃が付いているカッターの方がよいのではないかと思うようになった。そして何種類か試したのだが、それなりに使えるものはあったが、いまだに完璧に半分に切れるものには出会っていない。私がいままでに各種使用して来てこうあってほしいと思うこのタイプの錠剤カッターの要件である。

刃は断面が対称形になっていないと刃が食い込んでいくときに片側に力がかかりまっすぐ切れないと思われる。またそういう刃であっても錠剤の位置決めが正確に出来なかったり、錠剤が刃が当たったとき傾いたりして位置がずれたりすると、正確に半分にカットできないと思われる。さらに錠剤と刃の当たり方が半分に切れるように正確に設定されていることも必要である。刃が片側を支点にして動くいわゆる押し切り方式では刃が錠剤の縁から当たって押し切って行くので錠剤が動きやすいと思われる。ヒンジのガタがなく刃のそのときにより左右にブレず安定していることが必要だと思われる。また片側支点の押し切り方式にしないならば刃が水平なギロチン式がよいかも知れない。

いま私が持っているのは、押し切り方式では錠剤を一応は位置決め固定が出来るものと、一応は位置決め出来るものの二つである。一応位置決め固定出来ると私が言う理由は刃が食い込むとき錠剤は刃の厚さ分左右に押し広げられるのでそれを比較的吸収できるかなという気がしているものだからである。しかしいずれもきれいに半分に切れたと思えるときとそうでないときがある。その原因は位置決め固定の安定度問題の他にヒンジにガタがあって刃がそのときにより左右にブレ安定しないことにあるのではと私は思っている。


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