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  偏見ご免のたわごと編:  No.158
コンセント配置_家で気になること 2022.08.08
  これは27年前移住して来たころ気になって以来、リフォームすることもなかったから依然として気になっていることである。家を建てるときその位置を細かく指定したわけではないから、その当時の業者の感覚でそうなってしまったのかも知れないが、室内のコンセントの配置についてのことである。

例えばむかし父が居た部屋だが、部屋の南側ガラス戸の反対側壁の押し入れの横、すなわち部屋のほぼ長辺中央にコンセントが付いている。そして部屋の出入り口はその壁側寄りの短辺にある。冬に部屋の中央近くに炬燵を置くのだがガラス戸寄りになる。入り口寄りの壁側が通路スペースになるのだから当然である。そこで炬燵への電源ケーブルが押し入れ側のその通路スペースの中央を横断することになる、つまりひとの動線の邪魔になるわけである。

その他の部屋でもいろいろ気になるところがある。大体は壁側についてだが、電化製品をどこに置くかを想像して繋ぐ電源ケーブルがひとの動線を邪魔しないようになっていないと困る。また電源ケーブルにアダプターが付いているとその置き場も必要になる。そしてまた電化製品の数に対してそれに見合うコンセントの数を配置してないと困るわけである。家具のレイアウトに関連しては特に机上の電気スタンドなどへの電源の取り方について考えて欲しい。炬燵同様通路スペースすなわち動線を横切って電源ケーブルを這わせなければいけないようでは困るわけである。

何を言いたいかと言えば、いまは電化製品で生活は成り立っているわけである。だが、それらの製品はすべて電源ケーブルを繋がないと使用できないわけである。そしてわが家では、どこから電源を取るかによって配置が制限されたり、長い延長ケーブルを這わせたり、タコ足配線したりして、家電製品や家具の配置に苦労している。

最近の家の設計ではそういう電気配線設計はきちんとなされているのか。どんな製品とその使用形態を考慮した設計をしているのだろうかと、もう新しい家を建てる可能性はないものの関心はあるのである。いまの状況がデファクトスタンダードで、そうなっているのは電気機器メーカーや家電メーカーあるいは住宅設計関連法規あるいは住宅設計者などのどこに責任があるのか知らないが、部屋の中にアダプターが付いていたりいなかったりの電源ケーブルが丸見えでごちゃごちゃしすぎでは美しく暮らす気分にならないので何かヒントでもないかと気になっているわけである。

壁には全周にチャンネル状のコンセントがあって最短距離でケーブルを繋げられるとか、床にはある間隔で碁盤の目状に床下コンセントが隠されていて必要なところの蓋を外せば電源が取れるとか、あるいは床に蓋付きチャンネルが埋め込まれていて壁からの配線を床下に隠せるようになっているとか。そんなことを思い浮かべるのだが、電化製品で成り立っている生活を美しく過ごすためにいまの家の設計はどうなっているのかと関心があるのである。

付: わが家の実情_コンセントに繋ぐ電化製品


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  No.01  土地家屋のこと  [2000(H12).05.05]

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