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私がいままで使用して来たPCの調子があまりよくない感じになって来ていた。バッテリー内蔵型のノートパソコンである。なんとなく反応時間が伸びてしまうようになった感じなのだが、5年以上経っているからかと気になってネットを見ていたらもう買い替え時のような記事があった。それでPCを新しくすることにし旧PCと同じようなバッテリー内蔵型のノートパソコンを購入した。そして新PCを全く旧PCと同じように使おうと、いままで何回かやって来たやり方を今回もただ繰り返して移行作業をやったのだが、それは大方順調に行った。
そして新PCを使い始めたら2日くらいで電源が入らなくなった。別のPCでメーカーのサポート情報を見てみたら、トラブルシューティングのフローが出ていたのでそれに従って操作してみた。まずは電源ケーブルなど接続しているケーブルを全て取り外し、電源スイッチを押せとあったのでそうしたのだが1回では変化ないので何回か押したり長押ししたりしていたらスイッチが入って使えるようになった。
それからじっくり電源が入らなくなるのは何故か、ネットで関連記事を見ていたのだが、原因はどうも帯電らしい。いままで何台かリサイクルに出したノートパソコンも別のいま使用中のノートパソコンも電源が入らなくなる不具合は発生しなかったのだが、今回のPCは薄型・軽量・バッテリー駆動長時間が売りの設計によるのか帯電しやすいのかも知れない。
大方の帯電対策の記事によれば、ユーザーがやることと言えば放電作業である。やり方としては完全シャットダウンし全ての接続機器・ケーブルを取り外し一定時間放置するというものである。完全シャットダウンするということだが、そうしないで使用終了時単なるシャットダウンをして電源が入らなかったら、PCを立ち上げないと完全シャットダウン出来ない。
どうもそういうときは電源スイッチを何回かあるいは根気よく長押ししてからPCを立ち上げ完全シャットダウンしなければいけないようなのである。もしそうだと単なるシャットダウンをして電源スイッチ長押ししたあと起動しなかったらお手上げである。故障でなければ必ず長押しで起動するのかメーカーに聞いてみたがはっきりした回答はなかった。
そこでシフトキーを押しながら再起動にすると完全シャットダウン出来るということなので、毎回PCの使用終わりにはそうすることにした。初めて電源が入らなくなってからは一週間隔くらいで電源が入らなくなる状況が続いた。それでネット記事に延長ケーブルをなくし壁のコンセントに直に電源アダプターをつなげると電源不安定による帯電を軽減できるとあったので、短いケーブルに変更したりしたのだが間隔は伸びても月に何回か電源が入らなくなる状況は変わらない。
そういうときに常時完全シャットダウンのやり方というネット記事を見て、高速スタートアップを無効にすればシャットダウン操作で完全シャットダウンになるということなのでそう設定した。そしてシャットダウンしたあとに毎回電源アダプターのケーブルをPCから取り外すことにした。PCを使用していないときは放電作業と同様な状態になるようにしたわけである。そういう状況で使用し始めてからはいまのところPCを使用しようと電源スイッチを押して電源が入らないということはなくなっている。
私は、スイッチ付きの延長ケーブルに電源アダプターをつなぎ、電源アダプターはPCにつなぎっぱなしでバッテリーをUPSに見立てデスクトップPC代わりのように使用していた。いまもデスクトップPC的に使用しているのだが、いままでと違ってPCの使用を終えたら完全シャットダウンし、電源アダプターのケーブルを取り外すようにしたわけである。こういうPCの常時完全シャットダウン設定とPCを使用するときだけ電源アダプターを接続するという使い方はノートパソコン使用者の常識なのかも知れないが、私は今回そうすればよいのだと知ったようなのである。
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