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  日誌編:  No.076  
再度のマウスピース_頬内側や舌の血豆対策 2021.05.17
 
コロナ禍の中、最近は外出を極力自粛している。自粛している中には歯医者に行くのも含まれるが、幸いにもいまのところさしたる問題もないので事態が好転するまで様子見を続けることになると思われる。

歯の掃除以外の歯あるいは口内のことで、ここ何年か私がなんとかしたいと思っていたのは、就寝中に歯ぎしりをするのが原因なのかよく頬内側や舌の血豆をつくり、口内の痛みや違和感を感じながら過ごすことから開放されたいということだった。

そこで何年か前に歯科医に訴えたところ、試しにマウスピースを作ってくれた。その材料シートの厚さが2~3mmでかなり分厚い感じの上の歯用のものだった。そのときマウスピースは常時装着と言われ装着して何日か過ごしたのだが、私にはどうしても異物感があって我慢できず使用中止してしまった。

マウスピースと洗浄剤 洗浄途中の様子

それを告げたらすぐ今度は1mm厚のシートによる上の歯用のマウスピースにしてくれた。これはかなり比較的長い期間装着していたのだが、やはり顎の位置がずれている感覚が消えず、いつも違和感を感じながら過ごすのが嫌で使用を中止してしまった。

そういうことがあって、歯科医はそれならと下の歯用のマウスピースを作ってくれた。これは顎に違和感がなく良かったのだが舌に血豆が出来ることがあってかなり長く使用していたのだがまた使用中止した。そのあとはなぜ血豆が出来るのかと歯に関する本を読んだりしていたら、その中に歳をとると歯も摩耗したりして端部がとんがったりしてそれで頬とか舌を傷つけるので、そのとんがりを丸めてもらうと良いというようなことが書いてあった。そこで上下の歯のとんがりを丸めてもらった。それで血豆ストレスはかなり減少した。

それでも血豆が出来ることはある。ある夜中舌が痛くて目が覚めたとき自分がそうしようとしたのでもないのに顎がガクガクと痙攣しているように動いていた。そしてそれが歯ぎしりというものなのか知らないが、血豆が出来ていた。そこで舌が歯に当たらないようにすれば良いかなと、以前にも試したことがあるが面倒くさくて止めた市販の柔らかい歯ぎしり対策用というマウスピースを購入した。熱湯で柔らかくしたものを下の歯にかぶせて噛み歯に合わせるタイプのものである。むかしそこそこ使えると思ったものだが、これは装着にしっかり感がなくやはり連日使い続けている間には就寝中にずれたりして血豆が出来ることがあった。

だがこのマウスピースでは収穫もあった。下の歯に合わせるのだが余分のところは切り取って、切ってエッジになった部分はライターなどで加熱し切り口を丸めよと書いてあった。そこで歯科医が作ってくれた装着には違和感がなかった下の歯用のマウスピースの製作時に余分な部分をハサミで切り取ったようなエッジを加熱し丸めてみた。ハサミで切り取ったようなエッジの刺激が夜中に無意識に舌の動きを誘い血豆が出来るのではないかと思い至ったからである。

その勘は大当たりだったようで、至極使い勝手が良くなった。いまは就寝時のみ使用しているがもう一年以上ほとんど血豆に悩まされず過ごしている。マウスピースは歯科医で型をとってピッタリ装着できる薄めの下の歯用ものが私には合っているようである。

だが長い間使用しているとただ歯ブラシで洗っているだけだと赤みを帯びて来たりするので、いまはマウスピース洗浄剤で装着前に洗浄することにしている。それでも透明の白っぽい元の色は素材の経年変化と思われる透明だが黄褐色に変化してきている。赤っぽいと何か赤カビみたいで気になるが、こういう色ならよっぽど劣化するまでは使っていて支障はないだろうと思って使用中である。


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