11月の中旬、二日続いて夜中小用で起きたら枕元のそばのタタミにヤスデが這っていた。それらは踏むとくさい臭いがするからそのとき箸で摘まんでヤスデ廃棄用の容器に入れた。私のいままでの経験からはヤスデの多く出るシーズンは6~7月ころと11~1月ころの年二回である。屋久島ではもう18年くらい前から出始めるようになりいまに至っているが、完全駆除は出来ていないので、毎年ヤスデの室内侵入には悩まされている。
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11月になって初めて薬剤を撒いた翌朝の様子 |
今回も役場から支給されたヤスデ駆除剤を寝る部屋の外側の基礎周りに撒布した。撒き方は何回かやっているうちに自分なりにこのあたりにこのくらいの量撒く感じでよい思うようになったやり方でやっている。完全駆除は出来ないのだから対症療法みたいな感じで室内侵入を減らすことが出来ればよいと思ってやっているわけである。
撒いたのは夕方である。そして翌朝どのくらい薬剤により死んだヤスデがいるか確認してみた。一夜としてはそれなりの死骸だったという気がするが、例年こういうのが何日か続くこともある。雨や風で散布した薬剤が流れてしまったりなく少なくなった場合その都度薬撒布を繰り返す。そして死骸の量がまばらになったら撒布を止め、また部屋に出たら撒布をし始めることをシーズン中繰り返す。毎年の恒例行事である。
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