My logbook : 屋久島暮らし残照録 
  Home > 目次 > 記事
  日誌編:  No.034  
アコウの木の枝切り_自分で切る体力なく依頼 2020.10.05
 
台風10号が去ったあと、わが家の敷地の南東角そばにある大きなアコウの木が今年二回目の葉が落ちる時期に当たった。葉が落ちてから新しい葉が出てくるのだが茂らずまだ見通しがよい間に、わが家の敷地の方へ伸びて来ている枝を切ることを思いついた。

上: 今回の枝切り前     下: 今回の枝切り後
(丸印の辺りの枝の様子で前後の違いが分かる)

過去2回くらいわが家の方へ伸びてそこから小枝が垂れ下がりうっとおしいので20~30cm径くらいの枝を切っているのだが、そのときは根が絡んでいる岩の上2mくらいのところだったし、まだいまよりはまだ身体が動いたので自分でやった。

以前は比較的下方にある枝を切ったので、今回はそのかなり上方のわが家の方へ伸びて来ている枝が将来わが家に敷地に垂れ下がるように成長する前に切ろうと思い立ったわけだが、もう自分でやる自信がない。

どうしようかと思っていたとき思い出したのが、集落に高齢者向けの作業支援ボランティアの会が出来、家の修理や草払いや木の整理などちょっとした仕事をちょっとした謝礼でやってくれるというビラが配布されていたことである。そこで区長に申し込んだら、翌日作業してくれるひとと下見に来てくれ、その翌日作業をしてくれることになった。

当日、作業は高い位置に上っての太い枝の切り落としや地面に落ちた太い枝の切り分け作業が主で約2時間だった。小枝などは切り落としたままにしてもらったので、作業してくれたひとが帰ったあと、自分で他の木に引っ掛かったりしていた枝を鋸で切りながら落として後始末をした。そのあと家に入って窓から見たらわが家の方へ被さるように伸びて来そうな枝はもう見えない。これで私としては年齢から考えて、もうアコウの木の枝を切らねばと思う機会はないかも知れない。

今回はアコウの木の枝切りだったが、それに限らずだんだん自分でやるのが億劫になって来ている家周りの作業が出てきている。わが家で作業支援ボランティアの会に頼む機会はこれからも出て来るかも知れない。こういう会が出来て、高齢になって自分で身体を動かすのがきつく、どうしようかと思ったときに利用できるということはとても助かる。


(関連記事)
屋久島方丈記・日誌編:
  No.222  アコウの木_葉が生え変わる  (2014.04.28) 
屋久島方丈記・偏見ご免のたわごと編:
  No.407  道の枝切り_脚立から落ち8針縫う怪我  (2017.06.12)

.   
 
  back