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  日誌編:  No.019  
手術痕から糸_手術して12年目 2020.07.20
 
2008年右足の甲にグリグリッとしたふくらみが出来て痛くなった。それ以前、どのくらい前だったか記憶にないのだが、わが家の35kgくらいの犬に足に踏まれ犬の足の爪が食い込んだのかかなり痛い思いをしたことがある。その踏まれた箇所が痛くなったのである。そして病院で見てもらったら外傷性神経腫のようで、その何日か後に手術をした。

           糸を取る直前撮った手術痕 糸を取るとき使用した道具

その手術痕が今年になってから何となく違和感があって少し膨らんで来た。触るとかすかに痛い感じもある。ただ少し盛り上がっているだけなのでそのままにして様子を見ていたのだが、6月になって手で触ってみたらちょっと爪に引っかかる感触がある。

虫メガネで見てみたら白っぽい細い糸のようである。多分手術したときの糸である。その糸を虫メガネで見ながらトゲヌキで摘まんで取ろうとしたのだが皮膚も一緒に持ち上がって痛いので止めた。虫メガネでよく見てみたら糸が結ばれているようである。ループになっていて結び目が出ているがあとは皮膚の下にあるので摘まむと皮膚が持ち上がって痛く感じたようである。

そこで先端がとがったハサミで虫メガネを使わず勘で糸を切ろうと試み、何回かやっているうちに切れたようでハサミの先に糸がついて抜けた。指で触っても引っかかる感触はなくなったからループの一ヶ所を切って糸を引っ張り出した格好になったようである。それにしても体内に残された糸が異物として体外に排出されるまでには相当な年月がかかるようである。

私は2003年にも額の膨らみを手術して取ってもらったことがある。そのときの手術痕でも同じような経験がある。これは昨年のことだから手術してから16年経ってからのことである。何んとなく違和感があって額に触ると少し膨らんでいて指に引っかかる感触がある。刺さっているトゲの先端が皮膚からちょっと出ていて触ると爪ではじいているような比較的硬い感じである。かなり長い日数そんな感じだったがそのうちトゲが刺さっているような感触がなくなった。そして膨らみもなくなった。こちらは抜糸したとき残った糸が何年もして出て来たものと思われる。


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