屋久島生活の断片・偏見ご免のたわごと編
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No.284 屋久島(151):異常連発のこと  (H20.10.06)

今年はいろいろ身体的に気になることが続いている。春に車を運転していたとき突然左眼に一面アメーバ状に薄墨が流れるような感じになった。飛蚊症の小さなゴミみたいなものが気になったりすることはあったが、そういうのが一面に見えて片目が見辛くなるのは初めてである。びっくりして妻に運転を交代してもらって病院へ行った。2週間ごとの眼科が診療日でないので内科に行って強引に眼底カメラで撮影してもらったがそれで異常な所見は無いとのことだった。

幸い翌日が眼科の診療日なので紹介ということで予約に割り込ませてもらって、翌日眼科に行くときにはだいぶ症状が治まってアメーバ状に見えるものが少なくなっていた。瞳孔を広げ眼の中を調べてもらったが異常所見はないということで、疲労か老化現象で何の処置も必要ない、そのうち収まるというようなことを言われて終わりだった。

そういうことがあった後、ある日庭の木の剪定をしていて掌に痛いところがあるので触ってみると小指の付け根の延長線上にしこりがあって、しこりと指の付け根の間を押すと痛い。腱の部分に異常があるようである。気になって外科に行ったところデュプイトレン拘縮という診断である。力仕事をする人によく見られるもので、ひどく気になるようなったら処置すればよいがこのままで大事無いということである。

私は当地に引っ越してきた年、庭を整備するために1m近く縦に埋まっていた造成時盛った土の中から掘り出したり、土地を放置していた間に生えたカヤ・ススキの根の塊を鍬で掘り起こす作業をかなり長い間やったことがあった。また大きな石を配置するために転がしたり引きずったりしたこともあった。それで朝起きると手の指が開かずこじ開けなければならなくなったりしたが、そのせいかその後いつの間にか指は節くれ立ち第一関節は曲がって、当時外した結婚指輪は今では入らない。こういうことが影響しているのかもしれない。

その後、今度は歩いていたら突然右足の甲が痛くなって家に帰ってみたら腫れている感じである。腰痛などの消炎剤を塗ったら治まるだろうと思っていたら日がたつごとに段々痛いところが固く膨らんできたので気になって外科に行った。神経腫のようだがとって調べましょうということで切除手術をした。

むかし知人が腕がしびれるということで病院へ行ったら神経腫で手術をしたことがある。私は知らなかったのだがそれが悪性だったらしく10年くらいたってからその人は片腕になった。それから10年くらいたって亡くなったというはなしである。だから神経腫らしいが調べましょうと聞いて大いに気になったのだが、検査の結果は外傷性神経腫ということであった。

何かに強くぶつけたためになった可能性があるということである。思い当たることといえば家の中で犬に踏まれたことである。我が家の犬は35kgくらいある。その脚で踏まれ爪に集中して荷重がかかったのか飛び上がらんばかりに痛みを感じたことがある。もしかしたらそのせいかもしれない。

7月半ばになって、今度は就寝するときに突然白色LEDの光りのようなものが左眼の左向こうにピカリと見えた。その後ときどき暗いところで左の方を見ると光るようになった。気になってインタネットでそういう症状を検索してみたら光視症というもので、疲労とか老化でも起こるということらしい。2週間くらい続くようなら眼科に見てもらうほうがよいとあったので眼科に予約を入れて4週間後の受診となった。

受診までの間、症状がひどくなることはなかったが春の飛蚊症のすごいやつみたいなのと連動していそうで心配だったのだが診断の結果、異常所見はないということだった。症状が強くなったり頻発したりするようになったらまた来なさいということだったので一安心したが、この半年身体的異常連発である。


 
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