My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.567
 
  2020.02.17 野党への失望を加速する_程度の悪い質問  
 
  辻元議員が今国会の予算委員会で何日か前に質問の最後を、安倍首相に対し鯛は頭から腐る、おまえが腐ってるから、おまえが辞めるしかないというような罵倒で締めくくった。それに対し首相は意味のない質問だ、とヤジで返したのだが、それを辻元氏が咎め野党が審議拒否するしないの騒ぎになり、首相が謝罪するはめになったようである。

質問者がただそう思っているだけのことを質問にかこつけ事実だと言わんばかりに相手を貶める質問の仕方は、本質を論議するのではなくただ政府あるいは首相を貶めて相対的に自分が優位に立とうとする手法だが、それも相手に答える機会も与えない締めくくりの言葉で言うのだから、野党の手法を罵倒の最後っ屁と揶揄されるのも致し方ない。こういう本質に関係なくただ相手を貶めて自分が優位に立てばよいというような手法は何となく今の韓国のやり方を見る感じもする。

こんなやり方をしていれば、野党を支持する意味がないと感じるひとは増えると思われる。現に野党の支持率は圧倒的に落ちている。野党の方はそれなら頭から尻尾まですでに腐ってるのではと思われてしまうからである。こんな質疑を続けていたら国会の質疑は意味がないと思うひとが出て来る。それこそ野党が批判して言うところの首相の独裁的手法の方がましだという風潮を生んでいるのだということを、野党は理解しないといけないと思われる。


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