台風18号が接近してきた10月4日強風域に入っていたと思われるが、11時半ごろ停電になった。そこでTVで台風情報も見られなくなったので寝てしまった。そして5日の午前風に吹かれている外の様子をはめ殺しのガラス窓から見ていた妻が、家から2本目の電柱付近で高圧電線(多分6600V)が断線しているのを見つけた。あとで防災無線の町内放送で家から約5km離れた尾之間で最大瞬間風速37.8m/sと言っていたからそのころと同じくらいの時間に断線したのかもしれない。
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断線した高圧電線 |
夜中の復旧作業 |
その後10時過ぎにわが家が配電の電気事業者であるJA種子屋久の電気係に停電で固定電話機が使えないので携帯電話で高圧電線が断線していることを連絡した。防災無線による停電事情の放送では、倒木などで断線が何箇所か発生しているが暴風雨中は作業困難で待機中のようである。午後には尾之間で最大瞬間風速43.7m/sとの放送もあった。これは尾之間あるいは屋久島の記録史上最大らしい。復旧作業開始はだいぶ先のことかと思っていたら、夕方が近づくにつれ風がおさまってきた。そして私は雨戸の固定板を外したりし始めたのだが、多分そのころから復旧作業が始まったかもしれない。
何箇所も断線箇所があって始点の方から作業開始するだろうからわが家の方は遅くなるだろうと思っていたが12時くらいには寝てしまった。眠り込んでいたら何やら物音がするので目が覚めた。時計を見ると6日の1時半ころである。窓から覗くと断線した電柱付近で復旧作業の最中だった。それからしばらく作業の様子を玄関から眺め写真を撮ったりしてまた家の中に戻って作業終了し去って行くまで見ていた。そして2時半ころには電気がついた。27時間の停電だった。
6日は起きて朝食後9時前から12時まで、台風11号の時のように敷地周りや庭の後始末をした。私は大物の後始末(折れた枝を鋸で切ったり曲がった木を支柱で固定したりその他)を、妻は散った小枝や葉を熊手で集め袋に詰めて空き地に捨てたりした。
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折れたバナナの木 |
折れた枝を集積 |
補足:
台風で折れ電線に引っ掛った木が大風で落ちて農道を塞ぐ
2014.12.01
台風18号か19号か分からないが、それらの台風の後わが家から農道に出たすぐのところの脇の木が折れて電線に引っかかっているのに気がついた。車の通行にじゃまになりそうな垂れ下がった枝は私が鋸で切ったのだが、大風が吹いたら電線から外れて落ちて道を塞ぐかもしれない。そう思ってこの辺りの土地を管理しているのはわが家も土地を購入した不動産会社だろうとそこに電話をして対処出来ないかと通報した。
しかし一向に処置する気配はない。あとで聞いたところでは見に来たが引っ掛った電線が電話線だろうとNTTに連絡したらしいということである。この辺り一帯はその会社から土地を購入したひとが多く家を建て住んでいるので、会社の管理地でなくとも何人もの自社の顧客が困りそうなところは対処してくれるかと思っていたが、そういうことはしてくれないようである。
先月末ころになってそういう事情が飲み込めたので今日、集落の事務所に倒木が電線に掛かっているが落ちると危ないのでなんとかならないかと連絡した。聞いたところではそのあと早速現地を確認はしてくれたということだが、引っかかっているのがTVケーブルと電話線なのでその対応業者に処置を依頼したそうである。私が思うに、電線の方は倒木の被害者側なのだが被害者側が処置するということに当地ではなっているようで変な気がしてしまった。原因は倒木だから住民が困る事態にならないように集落で対処するというようなことにはなってはいないようである。配線を通す条件で業者の責任でということになっているのかも知れない。
今日夕方、電線の関係業者がわが家に来て私が現地に案内したのだが、そのときには倒木は今日の強風で落下していて道を塞いでいた。結構大きく重いが来てくれた業者のひと2人が道の脇に寄せてくれた。しかし車は通れるようになったが完全には寄らずあとでまた処置してくれることになった。
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