My logbook : 屋久島方丈記 
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  たわごと編: No.133  
  2012.11.12 陰口・悪口を聞いて予断を持って失敗  
 
  愚痴なのか本心なのかわからないのだが、会うたびにある関係者の悪口・陰口というのか非難めいたことを事例を挙げては言う人がいた。私はその関係者とそのときは面識がなかったから、自分の中でその人の言うことから想像してその関係者はこういう人間だというイメージを作り上げていた。

あるときその関係者の別の知人と会うことがあってその関係者にはなしが及んだとき、私は自分で作り上げたイメージの人間だという前提でちょっときつめの物言いをしたら、それはおかしいと強く反論され見方を非難されたことがある。それで後にその関係者と集う機会があって色眼鏡を掛けずに接触することが出来、自分が刷り込まれていた悪いイメージとはかけ離れた人物であることが分かった。

私に長い間悪口・陰口を聞かせていた人の方に問題があったということだったわけである。その人の処遇か育ちか原因は分からないが、多分ひがみ、妬み、嫉み、恨みの感情が強い人だったようである。他の人間、特に身近で順調あるいは幸せそうな人間相手にそういう感情を増幅させて、その思いを自分自身に納得させるために陰口・悪口を言い募っていたようである。

ネットで見てみると、こういうことは職場や親戚関係で多いみたいだが、兄弟姉妹間での不仲とか子どもと親の間の不仲や断絶など家族関係でも見られるようである。最初に挙げた私の例のようにいつも群れている仲間内で誰かが外の誰かの悪口・陰口を言い募っていると仲間内の他の誰かも外の誰かに悪いイメージを持ってしまいやすいのだと思われる。悪口・陰口を言い募る誰かの悪感情に影響されて枯れ尾花を幽霊だと思うに似た失敗をしてしまうのである。

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