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					わが家の犬(ラブラドールレトリバーのオス、昨年8月で10歳)は、成長した体型になってからの横からの立ち姿が、前足の後ろの胸中央が皮膚がたるんでいるように垂れていて胸が厚く見えていたのだが、昨年12月その部分が膨らみ始め中心部が固くなってきた。12月12日は外観ピンポン玉まではいかないくらいだったのが家の都合でしばらく様子見していたら24日には手のひらいっぱいに包まるくらいになっていた。前日までで家の都合もつくようになっていたので24日動物病院に連れて行った。膨らみは悪性腫瘍かもしれないとのことだった。新年早々の手術を予約して家に帰ったのだが翌日急変して、昨年暮れは危ない感じだったが、今年10日にはとりあえず第一次の危機脱出した模様である。以下その間の闘病記である。 
					 
					
						
							
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							| 胸部の膨らみ(12.26) | 
							
							情けなそうに見える顔(12.26) | 
						 
						
							
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							| 静かに寝たまま(12.30) | 
							腹掛けして散歩(01.06) | 
						 
					 
					 
					12.24    胸の膨らみ、手のひらに包まるくらい。 
					       動物病院で診察、来年早々の手術予約。 
					       いつもどおり散歩。 
					12.25(日) 下痢、嘔吐。食欲なし。(腫瘍の影響か中毒か、 
					       嘔吐物中に腐葉途中のツツジの小枝片と葉っぱ片) 
					12.26    固い膨らみが二倍以上に成長。下痢、嘔吐。食欲なし。 
					       動物病院で手術適用外宣告。転移も数ヶ所ありと言われる。 
					       ステロイド注射。制吐剤処方。 
					12.27    さらに固い膨らみが二倍以上に成長。水のみ飲む。 
					       動物病院で鎮静剤、鎮痛剤、制吐剤処方の年末年始対策。     12.28    膨らみが胸先端から腹の方まで拡がる。 
					       初期患部先端壊死出血。サラシとペットシーツで腹掛け装着。 
					       水のみ飲む。小用時以外ほとんど寝たきり。小便褐色。 
					12.29    やっと立って小用。薬を歯を食いしばって拒む。 
					       水のみ飲む。ちんぽ近辺の見える皮膚赤化。 
					12.30    大粒エサ一粒食べる。あとは水のみ飲む。 
					       気力で立つ感じで小用。           
					12.31    朝食時人の食べ物欲しがりトースト耳小片食べる。 
					       大粒エサ二粒食べる。昼エサ三粒、ご飯極小三口。 
					       午後外に出たがり100mくらい散歩。 
					       ちんぽ横皮膚の見えるところ全体赤から褐色に変化。 
					01.01(日) 朝牛乳少々と大粒エサ五粒。朝の散歩コースいつもどおり。 
					       胸の膨らみの硬い部分が24日のときくらいに縮小。 
					       (ステロイドの効果か) 
					       夕方エサ欲しがり、大粒エサ40gくらい食べてやめる。 
					01.02    朝散歩通常コース。午後散歩で100mを往復。 
					       27日以来排便なしだったが、初めて通常固さの排便。 
					       昼大粒エサ50gを時間置いて二回。夕100gくらい食べる。 
					01.03    膨らみ先端壊死部出血止まりかさぶた状。 
					       散歩300mくらい。エサ通常量。排便も通常通り。 
					01.04    壊死部を腹掛け強引にずらし舐め、少量出血。 
					       散歩昨日より少なく250mくらい。 
					01.06    壊死部はじけ盛り上がりにじみ出るように出血。 
					       夜間執拗に患部舐めたり徘徊するので、鎮静剤投与。 
					01.07    壊死部出血の量変わらないが赤さ減る。 
					       散歩意欲あるが、400mくらいに抑える。 
					       夜間執拗に患部舐めたり徘徊する対策で、鎮静剤投与。 
					01.08(日) 壊死部に紡錘形の肉片らしきもの垂れ下がる。臭う。 
					       通常の散歩コースをこなすようになる。 
					01.09    壊死部の垂れ下がり肉片らしきもの脱落。 
					       赤色でないが出血続くが減少傾向。行動落ち着く。 
					01.10    壊死部出血収まる。小便も通常色に戻る。 
					       ちんぽ横皮膚の見えるところの褐色が通常皮膚色に戻る。 
					       動物病院で肉片脱落部穴を縫合。 
					       (今後膨らみ増傾向のとき都度ステロイド注射になりそう) 
					 
					さて、嘔吐・下痢のことだが、もしかするともしかすると腫瘍のせいではなく中毒ではないかと私は疑っている。何しろ急激に発症し食べることも出来なかったのが、6日くらい断食状態で元気回復したからである。腫瘍はその後も悪化してはじけ出血もするようになったのにである。 
					 
					まずは嘔吐物の中にツツジの枝小片・葉の小片があったのでツツジの中毒かもしれない。また、わが家の犬は県道沿いを散歩するとき、私の制止が間に合わず歩道に落ちているイヌビワの実やシャリンバイの実を拾い食いすることがある。ここのところ気づいたのだがその歩道の縁に何のためかしらないが緑色と茶色の薬が撒いてあった。その薬がくっついた実を食べ薬物中毒になった可能性もある。今年になって集落の放送で迷い犬がいるとか、猫が何匹か死骸で見つかっているとかで飼い主への注意喚起があった。猫が何で死んだのか気になるところである。 
					 
					補足: 毒物中毒の可能性強まる 
					2012.02.01 
					昨日の集落の放送で、犬猫の不審死が続いているようで毒物中毒の疑いがあるらしく警察と保健所が調査に入っているとのことである。犬猫の飼い主には放し飼いしないよう、各戸には農薬管理徹底についての注意喚起があった。また毒物で動物を殺傷することは動物愛護法違反の犯罪となるとの警告もなされた。誰かが毒物あるいは毒物入りの食い物を撒いた可能性があるということかも知れない。 
					 
					わが家の犬が嘔吐・下痢をした近辺の日に散歩仲間の近所の家の犬一頭も大事には至らなかったが嘔吐したそうである。近所では県道の散歩は避けたほうが良いのではというはなしもある。 
					 
					(関連記事) 
					屋久島方丈記・日誌編: 
					  No.108  犬を看取る  (2012.06.11) 
					  No.111  レオという犬と暮らした日々  (2012.07.02) 
					  No.138  ネコ・サル・シカの迷惑と被害対策  (2012.12.17) 
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