屋久島生活の断片・日誌編
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No.178  「羊のいろいろ」のこと(1) H17.10.10)

妻が友人と二人で羊毛の手紡ぎ・手織り作品展を開く。
期日は10月25日〜30日。
場所は東京・南青山のサロン フルール。

その展示会の名称が「羊のいろいろ」である。いろいろな羊のいろいろな色の毛を染色せず、手紡ぎし手織りした作品を展示する。

手紡ぎ素材のテーマはナチュラルカラーである。そして手織りのテーマはポンチョ主体である。しかし他にショール・毛糸などいろいろある。その紡ぎ方・織り方もいろいろである。ということで、「羊のいろいろ」と作品展を名づけたとのことである。

妻はもう20何年、手紡ぎ・手織りを趣味としてやってきた。今までは人の後ろについて引き回してもらいながら場を踏んできたのだが、4年くらい前にグループのリーダー格の人に消極的過ぎるとして個展をやらなければ今後一緒にやらないぞと発破をかけられた。しかし個展は荷が重い。でもずっと一緒にやっていきたい。

そこで同じことを言われた友人との二人展に負けてもらい、重い腰をあげ準備に約2年、やっと今回の二人展にこぎつけたわけである。自信も無くあまり押し出す性格でもない二人のやっとの思いの展示会だということである。

激励に応えたい一心で、人に見てもらえるよう織り方やフィニッシュにといろいろ工夫し努力したつもりのようである。二人はそれで作品の幅を広げることができた気がして、背中を押してもらったことに感謝しているようである。

私もいろいろ協力している。案内はがきの案作り手伝いと写真撮影、そしてディスプレイ用ハンガーや吊り下げ棒の製作提供である。ハンガーは5セット、棒は2種で計18本。これだけ肩入れしたのだから、展示会が満足いくかたちになることを念じているところである。

No.179  「羊のいろいろ」のこと(2)    (H17.11.07)
No.227  「羊のいろいろ」のこと(3)
  (H19.10.15)
No.229  「羊のいろいろ」のこと(4)
  (H19.11.12)


 
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