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  偏見ご免のたわごと編:  No.391
日本人ファースト_自国ファーストでない政治家はいないはず  2025.07.22
  今回の参議院選挙で日本人ファーストというキャッチコピーがかなり世の中で取り上げられていたが、日本の政治家が日本のことを第一に考える、それは日本の国民である日本人のことを第一に考えて政治をすることなのだから当たり前のことである。国民は自分たちのことを考えて国がどうあるべきか判断し選挙で投票するわけである。要は各政治家が日本のためつまり日本人のために世界あるいは日本の現実状況の中でそれぞれの政策をどのように実現して行くかが重要なわけである。そして国民もそれを理解して投票することが重要なわけである。

なぜ今回日本人ファーストが注目されたかというと、私が思うに基本政策立案に際し基本的に日本あるいは日本人に不利益や不都合が生じないような配慮されていないと感じている国民が結構いたということかと思われる。インベーダー的な外国人の流入あるいはそういう外国人の存在を許すような状況が生じておりそれに不安を感じる日本人がかなりいるということだと思われる。

そもそも人間は皆、自分ファーストなわけである。そういう人間が集まってそこにその集団の行動規範が生まれる。そういう集団に他の集団の人間が入り込んでくると規範の違いで軋轢が生まれる。こういうときは入り込んでくる方がそこの集団に合わせるようにしてもらわなければ困るわけである。入りこんでくる段階でそこの集団に合わせない人間は排除あるいは制限する必要があるわけである。国家・国民はそのアイデンティティを維持しているからこそ国家あるいは国民と呼ばれる存在理由があるわけである。

基本的にどういう規制をすれば日本あるいは日本人が自分の国を自分の国だと思って暮らせるかということが問題なのである。まず日本あるいは日本人のためが最初にあり、それから対外的にどこまで許容するかどういう妥協をするかそしてそこに問題が発生したときの歯止めや問題解消策について考えていく発想方法でやらないと日本あるいは日本人のためにならないわけである。現状の政治ではそれがあまり感じられないから今回の選挙で日本人ファーストの主張に惹かれた人間が多くいたのではないかと思われる。


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