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わが家が移住して来た当初購入したのは手動のリール式の走行型芝刈り機だった。そしてコンクリ周りの芝の縁などはエンジン式の草払い機を使用していた。まだ若かったからそれでたいした時間もかからず作業出来ていた。そういうやり方の芝刈り機は2台使って来た。その過程で草払い機も2台目になっていた。
その後2台目の芝刈り機が不調になったので芝刈り機は止め、エンジン式の草払い機で芝刈りもするようになった。はじめの何年かはよかったのだが、そのうち芝を刈るとき回転刃の高さを保ちながら水平に動かすために草払い機を持ち上げながら足腰と腕の姿勢を調節しつつ芝を刈るのが負担になって来た。それでエンジン式の草払い機は私の体力には重過ぎるようになったせいかと思い、草払い機を軽い電動回転刃式に替えた。
だがその電動回転刃式草払い機も持ち上げながら足腰と腕の姿勢を調節しつつ芝を刈らなければならない。何年かそれに耐えながら庭の芝刈りを続けて来たのだがそれもつらくなってきたので今年芝面に置けてスライドさせながら芝刈りが出来る電動バリカン式草払い機を購入した。だが、バリカン式はコンクリなどの縁の芝を刈るには都合がよいのだが、刈り幅が小さいこともあり全部の芝面を刈るには何回も前後に動かしたり刈った芝を集めたり捨てたりを繰り返さないとならない。芝刈り機を押したり引いたり熊手で刈った芝を集めたりそれをしゃがんで運搬車や容器に入れたりして捨て場所に持って行くのだが、庭全部を一回やってみただけでかなり草臥れてしまった。
それでメインの芝面の芝刈り用に電動回転刃式の走行型芝刈り機を購入した。車がついている芝刈り機を押して歩けば刈った芝は後部の袋に溜まる。溜まったら袋を外して刈った芝を捨てに行く。これらの一連の作業は立ったままだし刈り取り幅も比較的大きくなって電動バリカン式と比べ格段に楽になった。縁はスライド型電動バリカン式、メインの芝面は走行型電動回転刃式とすることで作業負担が軽減されまだまだ芝刈り作業を継続出来そうな気配である。この組み合わせは今回購入の芝刈り機メーカーの狙い通りだと思われるが、私はここに至るまでに30年弱かかったわけである。
補足: 集落奉仕作業_参加を断るのがストレス
私は今回の芝刈りでもそうだが庭木の剪定などをするとそのあと数日は腰痛激化で歩き方が猿みたいになり歩くのも苦痛になる。いまのところ自分の家のことは苦痛があってもなんとかやれる間はやろういう思いでやっている。だが集落行事の道の草払いとか枝払いなどで年に何回か奉仕作業の参加要請があるがそれはご容赦願いたいという気持ちになっている。そして何年か前からその都度不参加連絡するようになったのだが、なんか後ろめたさを抱えながら毎回毎回断るのがかなりのストレスになっている。
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屋久島生活の断片・日誌編:
No.62 草払い機のこと [2001(H13).07.23]
屋久島暮らし残照録・日誌編:
No.037 草払い機_エンジン式から電動式へ (2020.10.19)
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